名古屋市営地下鉄内で4番目に乗降者数の多い伏見駅構内のトイレをリニューアル。商業施設にふさわしい設えを整えつつ、駅ナカという立地上の観点から、におい対策や防犯対策、使いやすさまできめ細やかな配慮がされている。

建築概要

所在地 愛知県名古屋市中区錦2-16-24先
施主 名古屋市交通局
設計 <基本>株式会社スペース
<実施>株式会社 伊藤建築設計事務所
施工 株式会社原田工務店
建築面積 約126㎡
竣工年月 (改修)2019年12月

特長

建物の特徴

名古屋市営地下鉄の伏見駅は、名古屋駅、栄駅、金山駅に次いで乗降客が多く、東山線と鶴舞線の2路線の乗り換え客を含めると平日で約15万人/日の利用者がある。駅ナカ商業施設「ヨリマチFUSHIMI」は、この伏見駅の「駅ナカ事業」として、名古屋市交通局が整備した初めての駅ナカ施設となる。コンセプトは、「ミチからマチへ~Fushimi Crossing Place~」。多彩な要素が交わる街・伏見の玄関口を、"ただ通過するだけの「ミチ」からより楽しい「マチ」へ"と変えていきたいという意味が込められている。伏見駅地下1階の南改札口から中改札口までの約100メートルにコンビニ、カフェ、アクセサリーなどの店舗が入居する。

トイレの特長

トイレのリニューアルにあたり、街の一角にある小さな公園をイメージして、駅ナカ商業施設の中のポケットパークを表現。木目調の隔壁や扉の採用、間接照明・ダウンライトの採用などにより、温かく落ち着いた空間を演出。小便器に隔壁を設ける、スタイリングーコーナーのパーソナル化を図るなど、商業施設にふさわしい設えが整えられている。さらに、駅ナカという立地上の観点から、におい対策や防犯対策、使いやすさまできめ細やかな配慮がされている。

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