名古屋市中区の市街地中心に位置する、名古屋市営地下鉄の「久屋大通駅」では、桜通線のトイレを全面改修。市の方針のもと、だれもが快適に利用できるよう駅トイレや内装の改修が順次推進されるなか、通勤客が多い同駅では、ゆったりとリフレッシュできるように"ホテルライクの高級感"がコンセプトとされた。

建築概要

所在地 愛知県名古屋市中区錦3-48
施主 名古屋市交通局
施工 有限会社史光総業
延床面積 59.653 ㎡(トイレ)
階数 地下4階、地上1階
構造 鉄筋コンクリート造(地下)
竣工年月 (改修)2022年3月

特長

改修の経緯

名古屋市中区の市街地中心に位置する名古屋市営地下鉄の「久屋大通駅」は、2020(令和2)年に再開発で新たに生まれ変わった名古屋のシンボルであるテレビ塔や、公園と店舗が一体となった久屋大通公園の最寄り駅。名古屋市営地下鉄の桜通線と名城線の2路線が乗り入れ、1日の乗車人数は約19,000人(令和3年現在)である。駅はオフィス街に位置するため、特に桜通線のトイレ利用は通勤客の割合が多い。名古屋市営交通局では、市の方針のもと、だれもが快適に利用できるようトイレや駅内装の改修を順次推進。今回久屋大通駅の改修では、すべての便器を洋式化し、温水洗浄便座を設置するなどの全面改修を実施した。

トイレの特長

通勤客の利用が多いトイレのため、1人でゆったりとリフレッシュできるように"ホテルライクの高級感"をコンセプトとして改修。それぞれの内装計画も、男性トイレはシックに、女性トイレは優美に、その意図に則りデザイン。さらに、男性トイレ、女性トイレそれぞれにスタイリングコーナーを新設。小便器の間に仕切りを設けるなど、使いやすさやプライバシーを向上させる配慮がなされている。また、さまざまな利用者の利便性に配慮し、男女トイレの入口にあった階段をスロープに変更。さらに、ベビーカーごと入れるひろびろブースや手すりを設置している。

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