「道の駅大桑」は、木曽路の南玄関口にあり別名「木楽舎」と呼ばれ、多くの観光客・地元の方から親しまれている道の駅。建設後26年が経過し施設の老朽化が進んでいたため、情報休憩棟に隣接するトイレの改修に至った。

建築概要

所在地 長野県木曽郡大桑村大字野尻160-27
施主 国土交通省 中部地方整備局 飯田国道事務所
設計 株式会社エフエムディー設計
施工 田島建設株式会社
延床面積 88.4㎡
階数 地上1階
階数 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2019年10月

特長

改修の経緯

長野県木曽郡大桑村は、日本遺産にも選ばれている阿寺渓谷や定勝寺、白山神社を有し、雄大な自然や神聖かつ荘厳な雰囲気を感じることができる地である。「道の駅大桑」は、国道19号、木曽路の南玄関口にあり、別名「木楽舎」と呼ばれ、木曽檜造りの道の駅として、多くの観光客・地元の方から親しまれている。しかし建設後26年が経過し、施設の老朽化が進んでいたため、情報休憩棟に隣接するトイレの改修に至った。改修の際にはワーキンググループを設置し、利用者にとってより使いやすい施設となるよう、現状の課題をリストアップし、それらを解消する対策が図られた。

トイレの特長

寒冷地にある道の駅のため、トイレ内数ヶ所に暖房器具を設置、さらに自動扉を設置することで、室内の熱の放出を防いでいる。一般男女トイレ内に、コンパクトオストメイトパックを設置したブースと、ベビーチェア・ベビーシート・フィッティングボードを備えたひろびろブースをそれぞれ1ヶ所ずつ設置し、多機能トイレの機能分散を図っている。お子様連れ配慮としては、洗面コーナーのうち1ヶ所の洗面器を、幼児が使いやすいように低い位置に設置、さらに女性トイレ内には幼児用小便器が設置された。また男女トイレ共にスタイリングコーナーを設置することで、身繕いの快適性向上と手洗いコーナーの混雑緩和に配慮している。

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