東北自動車道 蓮田SA(上り線)は、2019(令和元)年7月にNEXCO東日本最大級のSAとして移転リニューアルオープン。トイレは小型車両側と大型車両側の2棟を配置し、多機能トイレをはじめ、男女トイレは、さまざまな個別機能付きブースを備えトイレの機能分散を図っている。

建築概要

所在地 埼玉県蓮田市大字川島370
施主 東日本高速道路株式会社 関東支社
設計 株式会社浦野設計
施工 若築建設株式会社
敷地面積 約13,800㎡
建築面積 約3,580㎡(別棟含む)
竣工年月 2019年7月

特長

施設の特徴

埼玉県蓮田市に位置する蓮田サービスエリア(上り線)は、東北自動車道上り線最後のサービスエリアで、常に利用者が多いSAのひとつ。2019(令和元)年7月にNEXCO東日本最大級のサービスエリアとして移転リニューアルオープンした。移転後は、商業施設の規模を約2倍、駐車マスは従来の約3倍に拡張をしたほか、一般道からも利用できる駐車場を設けるなど利便性を高めている。また災害時は、防災拠点として活動支援できるように防災倉庫や発電設備などを設けることで防災機能を強化している。

トイレの特長

トイレ棟は、小型車駐車場側と大型車駐車場側の2棟を配置。2棟共通して車いす使用者を優先した多機能トイレ、幼児用器具を設置したキッズトイレ、ベビーコーナーなど、さまざまな個別機能を完備した。また、男女トイレには、車いす使用者、オストメイト、お子さま連れへの個別機能付きブースを備え、トイレ全体の機能分散を図っている。男性トイレは、大便器ブースの忘れ物対策としてライニング上にセンサーを設置。忘れ物が残っている場合には、ブース扉と連動してアナウンスが流れる設備を導入している。男性トイレの大便器はすべて洋式便器を設置している。

採用商品

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