三重県伊勢市にある伊勢神宮は、古くから「お伊勢さん」と呼び親しまれ、二千年の歴史を有する日本人の心のふるさとである。神宮周辺のトイレが少ないとの声を受け、国土交通省の補助金を活用し、内宮近くの大規模市営駐車場に隣接して「宇治浦田街路広場公衆トイレ」を新設した。

建築概要

所在地 三重県伊勢市宇治浦田1-264-2
施主 伊勢市
設計 一級建築士事務所 濱口設計
施工 宮本建設株式会社
竣工年月 2019年7月

特長

建物の特徴

三重県伊勢市にある伊勢神宮は、内宮・外宮をはじめ125の宮社からなる。古くから「お伊勢さん」と呼び親しまれ、二千年の歴史を有する日本人の心のふるさとである。 「宇治浦田街路広場公衆トイレ」は、外国人観光客も含め年間800~900万人の参拝者が訪れる神宮(内宮)周辺にトイレが少ないとの声を受け、観光庁の補助金を活用し、内宮近くの市営駐車場(駐車台数1,495台)内に新設された。年末年始やGW等の繁忙期に交通渋滞対策としてパーク&バスライドを実施する際は、バス発着場が近くに設置されるため、多くの利用が見込まれる。

トイレの特長

多くの参拝客の利用を想定して、トイレの設備を充実。乳幼児連れや、さまざまな身体状況の方への配慮から、幼児用器具を設置したキッズトイレを設け、多機能トイレは左右勝手違いで2ヶ所設置。さらに男女トイレ共に、幼児用小便器やベビーシートを設置したひろびろブースも配置している。混雑緩和対策としては、連続洗浄可能なパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式の採用および女性トイレ内にスタイリングコーナーを設置している。また、外国人への配慮として、トイレの使用方法を4ヶ国語で表記したラベルを設置している。当トイレ施設は、年末年始を除き、6:00~19:00までの運営で、夜間は施錠している。

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