ガス・石油給湯機製品を安心・安全に正しくお使いいただくために


2012年4月5日掲載

●ご使用上のご注意   
製品をご使用前・ご使用中に以下の点についてご確認・ご注意ください。
異常にお気づきの場合は、ご使用を中止され、ご購入販売店様・工事店様へご相談いただくか、または、末尾に記載の「修理依頼・ご相談はこちら」をご覧いただき、お問合わせをお願いします。

1.排気ガスの室内流入にご注意ください。
シャワーなどお湯を使っている時やおふろを沸かしているときは、器具付近の窓を閉めてください。
※排気ガスが室内に入って一酸化炭素中毒の原因になります。



2.やけどにご注意ください。
・シャワーなどお湯を使用するときは手で温度を確かめてから使用してください。

・おふろに入るときは、よくかきまぜて、温度を手で確認してください。

※やけどや思わぬ事故の原因となります。



3.器具や給排気筒・排気筒トップの周囲に洗濯物、新聞紙などの燃えやすいものを置かないでください。
※火災のおそれがあります。



4.器具や給排気筒・排気筒トップを波板やビニールシートなどで囲わないでください。
※一酸化炭素(CO)中毒の原因になります。

外装塗装工事などで、一時的に器具や給排気筒・排気筒トップをビニール等で養生することがありますが、その状態では絶対に機器を使用しないでください。
※一酸化炭素(CO)中毒・異常着火の原因になります。

外装塗装工事などの養生時、注意

5.給排気筒・排気筒を点検してください。
給排気筒・排気筒の外れ、腐食(穴あき)、先端の金網外れがないことを点検してください。
※一酸化炭素(CO)中毒の原因になります。

排気筒が外れている

排気筒が腐食している

6.器具や給排気筒(排気筒)トップのまわりは、ご使用中やご使用後しばらくは高温ですので絶対に触らないでください。
※やけどや思わぬ事故のおそれがあります。



7.積雪時には、給排気筒(排気筒)トップのまわりを点検・除雪をしてください。
※雪でふさがれると、一酸化炭素(CO)中毒のおそれがあります。



●機器の異常・故障時のご注意
ご使用中に次のような異常を感じた場合は、使用を中止し、運転スイッチを「切」にし、ガスまたは、石油の元栓を閉じて、当社修理受付センターに修理・点検をご依頼ください。

特に長期間のご使用の器具については、ほこりなどが内部部品に詰まる等により、さまざまな不具合が生じ、重大な事故に至るおそれがありますのでご注意ください。

①リモコンにエラー(異常)が表示されて、お湯が出なくなった。

※使い続けるとやけどなどの思わぬ事故のおそれがあります。



②シャワーなどのお湯の温度がぬるくなったり、高温の湯が出なくなったりする。

※常に40℃前後でご使用のお客様へ 月に1回程度、高温にセットして高温のお湯が出ることを確認してください。

※使い続けるとやけどなどの思わぬ事故のおそれがあります。



③器具や配管などからガス漏れや油漏れがないか確認してください。
※火災の原因になります。

④排気口や給排気筒(排気筒)トップの周りが黒くなっている。 または煙が出ていたり、変なにおいがする。
※一酸化炭素(CO)中毒などの思わぬ事故につながるおそれがあります。


⑤使用中に器具から大きな音やガタガタ振動するようなことがある。

⑥器具の下部が濡れていたり、ひどく錆びている。

※器具内部の腐食が進み、電装部品の故障やガス漏れのおそれがあります。

修理のご依頼・ご相談はこちらへ

ガス・石油給湯機は消費生活用製品安全法で指定された特定保守製品で、長期使用による事故を防止するため、設置時に所有者登録を実施するとともに、所有者による点検保守に努めていただくことが求められております。
詳細は下記リンクをご覧願います。

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