ギャラリートーク「坂 茂の相貌から考える」
坂 茂氏の建築やその活動を切り口として、現代社会における建築の課題・建築家の職能といった普遍的なテーマについて考える対談シリーズです。建築家、構造家、研究者、史家、ジャーナリストなどさまざな分野の方をお招きし、それぞれのお立場からお話いただきます。
ナビゲーター 真壁智治
第1回 6月20日(火)
藤原徹平×佐藤 淳 「建築の領分と方法を巡って」
※終了しました。
第2回 6月23日(金)
山梨知彦×門脇耕三 「建築構法の可能性を巡って」
※終了しました。
第3回 7月8日(土)
北山 恒×坂 茂 「建築と建築家の社会における使命を巡って」
※終了しました。
第4回 7月14日(金)
五十嵐太郎×太田佳代子×真壁智治 「建築家のプロフェッショナリズムと人間性を巡って」
※終了しました。
時間
17:45開場、18:00開演、20:00終了予定
※受付は、セラトレーディング東京SRの1階カウンターで行います。
会場
セラトレーディング東京SR サロン
港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビルB1F
参加方法
事前申し込み制/入場無料
※申込先着順受付。定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
ご注意事項
※プログラムは予告なく変更することがございます。
※お座席は自由席となります。尚、お座席数には限りがございますので、立ち見となる場合がございます。
※ギャラリートーク中の撮影、録音はご遠慮願います。
※TOTOギャラリー・間、Bookshop TOTOとも、18時で閉館させていただきます。
ギャラリートーク ゲストプロフィール
藤原徹平(ふじわら てっぺい)
建築家
1975年神奈川県横浜市生まれ。横浜国立大学大学院修了。2001年より隈研吾建築都市設計事務所勤務、同事務所室長・パートナーを経て2012年退社。2009年よりフジワラテッペイアーキテクツラボ代表。2010年よりNPO法人ドリフターズインターナショナル理事。2012年より横浜国立大学大学院Y-GSA准教授。
佐藤 淳(さとう じゅん)
建築家、構造家
1970年愛知県生まれ。1993年東京大学工学部建築学科卒業。1995年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。1995年4月~1999年8月 (株)木村俊彦構造設計事務所。2000年1月~同年4月 東京大学工学部建築学科鋼構造研究室、技術補佐員。2000年佐藤淳構造設計事務所設立。2010年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻、特任准教授。2014年東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学研究系社会文化環境学専攻、准教授。
山梨知彦(やまなし ともひこ)
建築家
1984年東京芸術大学建築科卒業。1986年東京大学大学院修了。日建設計に入社。現在、常務執行役員、設計部門副統括、山梨グループ代表。建築設計の実務を通して、環境建築やBIMやデジタルデザインの実践を行っているほか、木材会館などの設計を通じて、「都市建築における木材の復権」を提唱している。
代表作に「神保町シアタービル」、「乃村工藝社」、「木材会館」、「ホキ美術館」、「NBF大崎ビル(ソニーシティ大崎)」、「三井住友銀行本店ビル」、「ラゾーナ川崎東芝ビル」ほか。受賞暦に「Mipim Asia(木材会館)」、「日本建築大賞(ホキ美術館)」、「日本建築学会作品賞(NBF大崎ビル)」、「BCS賞(飯田橋ファーストビル、ホキ美術館、木材会館、NBF大崎ビルにて受賞)」など多数。著書に『山梨式 名建築の条件』(日経BP社、2015年)、『最高の環境建築をつくる方法』(エクスナレッジ、2013年)、『業界が一変する・BIM建設革命』(日本実業出版社、2009年)、『プロ建築家になる勉強法』(日本実業出版社、2011年)、『オフィスブック』(彰国社、2011年)ほか。
門脇 耕三(かどわき こうぞう)
建築家
1977年神奈川県生まれ。2000年東京都立大学卒業、2001年同大学院修士課程修了。東京都立大学助手、首都大学東京助教などを経て、2012年より明治大学専任講師。同年にアソシエイツを設立。博士(工学)。
著書に『シェアの思想/または愛と制度と空間の関係』(LIXIL出版、2015年)など。
© Shinkenchiku-sha
北山 恒(きたやま こう)
建築家
1950年香川県生まれ。横浜国立大学大学院修士課程修了。1978年ワークショップ設立(共同主宰)を経て、1995年architecture WORKSHOP設立主宰。2001年横浜国立大学教授。2007年横浜国立大学大学院 Y-GSA教授。2011年~2016年Y-GSA校長。2016年~法政大学教授。2010年第12回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナー。主な作品に「洗足の連結住棟」、「祐天寺の連結住棟」など。著書に『都市のエージェントはだれなのか』(TOTO出版、2015年)、『TOKYO METABOLIZING』(TOTO出版、2010年、共著)、『ON THE SITUATION』(TOTO出版、2002年)、『北山恒の建築空間 in-between』(ADP、2014年)ほか。
五十嵐太郎(いがらし たろう)
建築史家、建築批評家
1967年生まれ。1992年、東京大学大学院修士課程修了。博士(工学)。現在、東北大学教授。
「あいちトリエンナーレ2013」芸術監督、「第11回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館」コミッショナー、「戦後日本住宅伝説」展監修、「3.11以後の建築展」ゲストキュレーター、「みんなの建築ミニチュア展」プロデュースを務める。青山のスパイラルで2107年秋に開催される「窓学」10周年記念展を監修。
2014年「第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞」を受賞。
『日本建築入門-近代と伝統』(筑摩書房、2016年)ほか著書多数。
太田佳代子(おおた かよこ)
建築編集者、キュレーター
2012年までオランダの建築設計組織OMA のシンクタンクAMOに所属し、都市・建築・社会を横断する総合的リサーチ、展覧会企画、書籍編集に10年携わる。並行して2004年から3年間、雑誌「Domus」副編集長・編集委員。2013年OMAから独立、活動拠点を東京に移す。2014年ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミッショナー。ロンドン・デザインビエンナーレ審査員(2016-)、ハーバード大学デザイン大学院非常勤講師(2015-)。おもな編集書籍に『Project Japan: Metabolism Talks...』(Taschen-2011)、『Post-Occupancy』(Editoriale Domus-2005)など。おもなキュレーションに「深圳・香港国際都市建築ビエンナーレ」(2009)、「Waist Down」(2005-09)、「OMA-AMO: Content」(2003-04)などがある。