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(*1)プロジェクトMURAYAMA
30年をひと区切りとして、広大なランドスケープの中に徐々に建築を立ち上げていく、日産自動車武蔵村山工場跡地での壮大な計画。(敷地面積1,060,000m2) |
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プロジェクトMURAYAMA |
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(*2)中央アジア大学 ナリンキャンパス
中央アジアに位置するキルギス共和国のナリン、タジキスタンのコログ、カザフスタンのテケリの各敷地に3キャンパスが同時に建設され、ひとつの新設大学となる「中央アジア大学」。このうち「ナリンキャンパス」(敷地面積2,780,000m2)の全体計画をCAtが担当する。 |
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中央アジア大学ナリンキャンパス |
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(*3)ホーチミンシティ建築大学
ホーチミン市街地中心部にある建築専門大学の新キャンパスを、マングローブが群生するメコンデルタ地帯に計画する。(敷地面積370,000m2)
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ホーチミンシティ建築大学 |
図版提供=CAt |
CAtは、内にも外にも壁がない開かれた学校のあり方を提示した「千葉市立打瀬小学校」(第1期 1995年/第2期 2005年)で、以降の学校建築に大きな影響を与え続けており、これを契機に「宮城県迫桜高校」(2001年)、「リベラル・アーツ&サイエンス・カレッジ」(2004年/カタール・ドーハ市)、「ぐんま国際アカデミー」(2005年)、その他多くの教育施設を手掛けていることで知られています。また、空間設計の手法として「アクティビティ」、「スペースブロック」、「黒と白」といった独自の考え方を提言し、最近ではそれらをさらに、風や光や時間、そして同時にそこで起こる人びとのアクティビティといった「流れるもの」を手がかりに空間を設計しようという「Fluid Direction」という考え方に発展させています。
展覧会では、このようなCAtの活動を現在進行中の3つのプロジェクトを通して紹介します。
3プロジェクトに共通する、広大な敷地を元の状態から別のものに変換させていくということ、そしてさまざまなコラボレーションとともに、長いタイムスパンでプロジェクトを進めていくということ、このような通常の建築のスケールでは測ることのできない、まさに地球を耕す(=cultivate)設計行為をドキュメントします。 |
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