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下準備。土壁に挿入する竹に接着剤を塗っています。こうして、土が竹の表面を滑って偏るのを防ぎます。 |
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土を盛る高さ、竹を並べる位置の墨だしです。土壁は5層に分けて突き固めます。1層は15〜20cmなので、土は30〜40cm盛ることになります。できあがり目標ラインを記しておかないと、何センチ壁ができているのかわからなくなってしまうのです。 |
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上段の型枠パネルにも墨だし。 |
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次に、材料の計量。おいしい料理では材料の配合が肝心なように、きれいな土壁づくりの重要なポイント。 |
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藁スサ、水、石灰。 |
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このミキサーで土と07)の材料をぐるぐるとミキシング。これが混ざったら土突き、と思っていたら、そう簡単にはいかず…。 |
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9-12. |
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材料がダマになって充分に混ざらないので、ハンドミキサーで粉砕、さらに手でほぐしてやっとやっとタネ土のできあがり。強風の中、砂をかぶりながら皆でひたすらタネ土つくり…髪はぼさぼさ、眼は開けていられず、何といってもコレが一番大変だったのでした。 |
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13・14. |
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できあがったタネ土を型枠に。1層目、想像以上にたっぷり入るのでびっくり。タネ土、足りるかしら…? |
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15・16. |
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ようやく土突き。特別につくった角材と鉄板の突き道具で墨だししたラインが見えるまで突き固めます。 |
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できたての1層目の上に竹を並べたところ。さあ、あと4層分。まだまだこれから!ですが、3層目までつくったところでタイムリミット。翌日へ。 |
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18・19. |
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土こね2日目。すっかりベテランになって段取りもバッチリ。 |
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20. |
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上段の型枠も整えて。 |
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4層目まできました。 |
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いよいよ5層目。天面をきれいにきれいにならします。 |
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23・24. |
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一番上になると型枠に乗って土突き。気合を込めて、でも丁寧に。 |
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25・26. |
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型枠を外してやっとお目見え。うわーっ、きれーっと感激のとき。でももうひとつ待ってます。まだまだ土こねが続く…。 |
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最終日。第二会場での土こね風景。埃っぽくて単調な作業に皆、無言…。 |
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徐々に、徐々にタネ土が揃っていきます。 |
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土突き。ここまでくれば、あと少し。がんばりどころ。 |
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型枠を外し、二つ目の土壁も完成。ああよかった。協力してくれた皆様——制作協力スタッフ21名、そしてトータルマネージャーの鈴木さん、左官屋さん、延べ制作時間38時間(見込みの倍かかってしまいました)、ほんとうにお疲れさまでした! |
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展覧会では、第二会場の土壁の上には模型が展示され、竹の穴に各作品の図面やコンセプトがレイアウトされたポスターが差し込まれています。型枠はコンセプトパネルと模型台として再利用。
でも何と言っても圧倒的な存在感は、この本物の土壁たち。舞台裏をふまえたところで、改めてご堪能ください。 |
SPECIAL THANKS/版築制作協力 |
石川徳摩/宇都宮俊/宇野 翠/甲斐淳一/金子尚代/神谷光輝/
河津 琢/北野隆啓/黒澤清高/笹本直裕/柘植清智/林 憲吾/
廣谷純子/前田翔子/松繁宏樹/松葉邦彦/武藤圭太郎/村松 花/
薮崎 涼/山下貴成/渡辺 学 |
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