「関門自動車道 めかりパーキングエリア」は、九州を出発する最後のお立ち寄りスポット。全面リニューアルされ、関門海峡と関門橋、門司港レトロなど、自然と歴史・文化を一体とした海峡パノラマが楽しめる。トイレも施設の雰囲気を意識しつつ、さまざまな利用者に配慮された、快適で使いやすいトイレに生まれ変わった。

建築概要

所在地 福岡県北九州市 門司区門司3491-1
施主 西日本高速道路株式会社
設計 西日本高速道路ファシリティーズ株式会社
施工 アイサワ工業株式会社
敷地面積 13,533.87㎡
建築面積 625.89㎡
延床面積 1,291.48㎡
階数 地上3階
構造 鉄骨造、鉄筋コンクリート造
竣工年月 2021年10月

特長

建物の特徴

「関門自動車道 めかりパーキングエリア」は、九州最北端に鎮座し歴史ある「和布刈(めかり)神社」に由来するとされる地、本州と九州を結ぶ関門橋の九州側に立地。関門海峡、関門橋、門司港レトロなどの街並みを楽しんだ後、九州を出発する最後のお立ち寄りスポットとなっている。今回リニューアルされた施設は、門司港のレトロな街並みをイメージしたレンガ調の外観を持ち、夜間はライトアップによる演出が楽しめる。さらに、関門海峡の絶景を臨む展望デッキや関門エリアに隠されたハートを探すという関門海峡観光推進協議会が運営する、"KANMON HEART(カンモンハート)"があしらわれるなど、観光客を楽しませる細やかな工夫をしている。

水まわりの特長

清掃性や節水性に優れた器具を採用。女性トイレの混雑緩和を図るため、以前よりも大便器数を増設し、ウォシュレット付きの洋式便器を設置。さらに、女性トイレにはキッズコーナー、男女トイレにはお子様でも使いやすい高さの洗面器を設けるなど、お子様連れに配慮している。また、男性トイレのブースには、性的マイノリティや大人のおむつ交換に配慮して、全ブースにチャームボックスを設置。多機能トイレとは別に、オストメイトや乳幼児連れに配慮した大型ブースを、男女トイレに2ヶ所ずつ配置し、機能分散化を図っている。女性トイレのパウダーコーナーには、隣人の視線が気にならないように間仕切りを設置するなど、門司港レトロの雰囲気を意識しつつ、快適で使いやすいトイレに生まれ変わった。

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