大阪の代表的な商業エリア心斎橋で、大丸心斎橋店北館だったビルが大規模にリニューアルされ、商業施設「心斎橋PARCO」として生まれ変わった。ラグジュアリーテナントからカルチャー、レストラン、シネマなどが集積し、年齢、性別、国籍に制限なく、幅広い客層に情報を発信。トイレもグローバル化や多様性に対応した顧客満足(CS)計画の一環として、快適な空間を創出している。

建築概要

所在地 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3
施主 株式会社パルコ・株式会社大丸松坂屋百貨店
設計 <建築>株式会社竹中工務店
<内装>株式会社パルコ、株式会社ヘッドスターツ
施工 株式会社竹中工務店
敷地面積 4,804.10㎡
建築面積 4,192.77㎡
延床面積 58,479.41㎡
階数 地下2階、地上14階、塔屋3階
構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2020年10月

特長

改修の経緯

大阪の代表的な商業エリア心斎橋で、大丸心斎橋店北館だったビルが大規模にリニューアルされ、商業施設「心斎橋PARCO」として生まれ変わった。大丸心斎橋店本館と繋がり、外観のコンセプトは、本館の「伝統」に対して「革新」とし、内装は既存意匠を継承しながら時を捉えた美しさ、テナントデザインを魅力的に演出する環境デザインを目指した。ラグジュアリーテナントからJAPAN POPカルチャー、レストラン、シネマなどが、幅広い客層に情報発信。全国展開されるパルコにとって、東名阪の基幹店に位置づけられる。建物の改修を機に、トイレ空間も快適性を高めるため、グローバル化や多様性に配慮した設備を充実、さらにベビールームの新設などを実施した。

トイレの特長

5Fのトイレ空間は、グローバル化や多様性に対応した顧客満足(CS)計画の一環として、男性・女性トイレ・ALL GENDER対応のAll Gender Restroom・パウダーコーナー・ベビーコーナーを設置。さまざまな利用者に対応できるトイレを設置することで機能が分散し、ストレスのないトイレ空間が実現した。乳幼児連れ配慮があるトイレは「ベビールームに隣接しているため利用しやすい」とのお客様から喜ばれている。3Fトイレは、御堂筋の通りに面した外光の入るロケーションを活かし、開放感のあるレイアウトを採用。一日の時の流れが感じられ、ウチとソトをつなぐ「ヴェランダ」をコンセプトに、お客様が快適に利用できるトイレ空間を目指した。広さや雰囲気、快適性について、お客様から好評を博している。

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