筑波宇宙センター・種子島宇宙センターは、人工衛星の開発や運用などを推進するJAXAの拠点。JAXA全体で推進しているオフィス環境改善の一環として、トイレの改修・新築を実施した。見学者が利用するトイレは、モザイクタイルや明るい色の内装にすることで親しみやすい空間となっている。

建築概要

所在地 <筑波宇宙センター>茨城県つくば市千現2-1-1
<種子島宇宙センター>鹿児島県熊毛郡南種子町大字茎永字麻津
施主・監理 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構
設計 株式会社 ニッテイ建築設計
施工 <筑波宇宙センター>平成建設株式会社
<種子島宇宙センター>有限会社岩坪土木
竣工年月 (改修)2017年3月

特長

改修の経緯

筑波宇宙センターは、日本の宇宙開発の中枢として役割を担うJAXAの拠点の一つ。人工衛星の開発や運用、宇宙飛行士の養成、ロケット・輸送システムの開発などを推進している。
種子島宇宙センターでは人工衛星を打ち上げるための施設として試験や開発が行われている。
JAXA全体で推進しているオフィス環境改善の一環として、筑波では17棟のトイレにおいて改修・新設がなされ、種子島では3ヶ所のトイレ改修が実施された。

トイレの特長

筑波宇宙センターの「厚生棟トイレ」は、食堂や売店のある厚生棟内トイレの器具数不足を受け、隣の敷地に新設されたトイレ。ソーラー発電による空調完備と、採光の工夫による明るい空間づくりが快適性を実現している。「材料実験開発棟トイレ」は、主に見学ツアーへの参加者が利用するトイレ。モザイクタイルや明るい色の内装によって女性やお子様が親しみやすい空間となっている。
種子島宇宙センターの「竹崎グランドトイレ」は、展示館の近くにある屋外トイレ。レイアウトを大幅に拡張することで、便器の全洋式化、多機能トイレの設置を実現した。

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