おあしす上井草小規模多機能ホーム

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特別養護老人ホーム「上井草園」に併設する「小規模多機能ホーム」。大規模改修により、宿泊室と専用の浴室を新設し、在宅をベースとする地域に密着したサービスを提供。水まわりも利用者のさまざまな身体状況に対応できるように配慮されたトイレをはじめ、利用者と介助者、双方の使い勝手に配慮されている。

建築概要

所在地 東京都杉並区上井草3-33-10
施主 社会福祉法人サンプレンズ
設計 ケアスタディ株式会社
施工 <建築・設備>日本建設株式会社
敷地面積 3,943.46㎡
建築面積 1,959.36㎡
延床面積 3,934.23㎡
階数 地下1階、地上2階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2019年4月

特長

改修の経緯

2019(令和元)年5月に杉並区に開設した、社会福祉法人サンフレンズが運営する、「おあしす上井草小規模多機能ホーム」。特別養護老人ホーム「上井草園」に併設しデイサービス事業を行ってきた「上井草ふれあいの家」が大規模な改修を行い、宿泊室と専用の浴室を新設。6つの宿泊室と通いのスペースにより、「通い」「訪問」「宿泊」の3つのサービスを提供する、小規模多機能ホームに生まれ変わった。住み慣れた地域、住み慣れた家での暮らしを続けるサポートを行っている。増設されたトイレも、タイル貼りの湿式清掃から乾式清掃に変更され、清掃しやすく、清潔な空間へ。さらに、入口近くに手洗器を設置したり、水栓金具を自動水栓にすることで衛生面にも配慮している。

水まわりの特長

すべての宿泊室から使いやすいよう、3部屋ごとの近い位置に共用トイレをレイアウト。利用者のさまざまな身体状況に対応できるように、左右勝手違いに配慮した設計としている。さらに、車いすでの利用において身体を回転させる角度が小さくて済むように、便器後方からのアプローチができる設計。便器への移乗や排泄姿勢の保持をサポートするスイングタイプの前方ボードや、トイレ用手すり(はね上げタイプ)を設置し、さまざまな体格の人でも使いやすく配慮されている。いちばん広いトイレには、コンパクトオストメイトパックや異物が詰まっても早期復旧ができる掃除口付の大便器、瞬間式のウォシュレット アプリコットPを設置。利用者と介助者、双方の使い勝手に配慮した水まわりとなっている。

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