靖國神社は御創立150年記念事業として内外苑の整備を実施。トイレを備えた外苑休憩所を建て替え、駐車場の係員詰所には参拝者が利用できるトイレを併設。スタイリングコーナーなど快適に利用できる環境を実現している。

建築概要

所在地 東京都千代田区九段北2-1
施主 靖國神社
設計 株式会社シグ
施工 株式会社ナカノフドー建設
敷地面積 1165.33㎡(外苑休憩所)
建築面積 445.28㎡(外苑休憩所)
延床面積 363.48㎡(外苑休憩所)
階数 地上1階
構造 鉄骨造(外苑休憩所)
竣工年月 2019年9月

特長

改修の経緯

靖國神社は、明治天皇の思し召しによって建てられた招魂社に始まり、1879(明治12)年に「靖國神社」と改称され現在に至る。東京の桜開花の標本木があり約500本の桜が咲き誇る桜の名所でもあることから、年間約300万人もの人が参拝に訪れる。2019(令和元)年に迎える御創立150年記念事業として、「未来へつなぐ靖國の心」の理念のもと内外苑を整備。外苑では、売店や喫茶店のほか、トイレを備えた「外苑休憩所」を建て替え。さらに、外苑駐車場の各出入口には駐車場係員の詰所を新設し、「外苑南詰所」には参拝者の方々が利用できるトイレを併設した。

トイレの特長

「外苑休憩所」と「外苑南詰所」ともに、大便器ブースは混雑時に配慮した器具数を計画。すべて洋式便器とし、連続洗浄が可能な壁掛大便器セット・フラッシュタンク式を選定。また、ひろびろブースにはベビーチェアのほか、参拝前後の着替えに利用できるフィッティングボードを設置。さらに、女性トイレには身だしなみに配慮しスタイリングコーナーを配置。ご参拝の方々が快適に利用できる環境を実現した。

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