
建築物ではなく、図面を売る、という仕組みが「CCハウス」である。なぜ建築家である吉村靖孝さんは、図面の販売に着目したのか。「年間何十万棟もの住宅が建設されているのだから、すべてが違う図面でつくられなくてもよいのではないか」という素朴な疑問とともに、吉村さんの法学への深い関心と、建築物を巡る著作権に対する問題提起がかかわっている。なぜ、法学や著作権が図面の販売と関係するのか、少しずつひも解いていきたい。
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