”不要な廃材”を有効利用。
”おいしい水”と国産材料でつくる薪窯パン
薪窯パン キリク 三島さおりさんに
お話をお聞きしました。

地元のおいしい水で作られる、キリクのパン

こちらで使われている水は、山水ですか?

菅生(すごう)川支流の水を浄水して使っています。
山の上の方は民家も無いし、山からの水をそのまま。水道局の方にも「ここの水は良い水やでー」とおっしゃっていただいて。

水道局のお墨付き!

実際、すごくおいしいと思います。
普段はそれほど気にしないんですが、他所でいただくお水と比べると、ほんとうにおいしい水なんだなと実感するんです。

水には敏感?

そうですね。水というか、化学物質自体に過敏なところがあって。
うちでは、ハーブの石鹸をつかったり、重曹洗剤で洗濯をしたり、虫よけもハーブです。たぶん、排水もすごくきれいなんじゃないかな(笑)

すごい。お料理も、化学調味料は少なめに?

まったく使わないですね。
パンも味付けは塩のみですし、お店で出しているお料理はお出汁と塩だけで味付けしています。

今はもうご家族のアレルギーは?

ありません。
家族全員すっかり健康になりましたね。
薬を飲むのをやめて、食事で治していきましょう。というやり方に変えて。
主人も子どももすごい元気。風邪ひとつひきません。
健康保険がもったいないくらい元気(笑)

自然に囲まれて、おいしい水と健康維持もできて。良いことずくめ

自然は自然で難しさはあると思います。
蛇もヒルも出ますしね。

なるほど

でも、2~3年くらいしたら蛇も民家の近くには寄ってこなくなりました。
山の上の方の方がおっしゃっていた言葉ですが、「ここにはあなた方が住むんですねと、蛇も学習する」と。
だからわたしたちも、「恐れ入ります。後から住まわせていただいています」という感じで。

自然との共存ですね

お互いに、気を使いあう感じですね。

エコカフェ企画による、暮らしの達人インタビュー。人と暮らしの間にある様々なモノ・コト。多種多様なジャンルで活躍されている方に、環境のこと、暮らしのこと、生活を豊かにする秘訣、などなど、様々な角度からお話をお聞きするコンテンツです。

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