日本財団が実施する、THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、だれもが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト。そのひとつである「幡ヶ谷公衆トイレ」のデザインのコンセプトは「...With Toilet」。公共トイレに別の機能をもつ空間を組み合わせた建築。

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建築概要

所在地 東京都渋谷区幡ヶ谷3-37-8
事業主体 日本財団
施主 一般社団法人渋谷区観光協会
デザイン <コンセプト>マイルス・ペニントン/東京大学DLXデザインラボ
<建築>東京大学生産技術研究所 今井公太郎研究室、本間健太郎研究室
設計・施工 大和ハウス工業株式会社
建築面積 65.45㎡
延床面積 65.45㎡
階数 地上1階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 2023年2月

特長

建物の特徴

日本財団が実施する、THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)はだれもが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト。そのひとつである「幡ヶ谷公衆トイレ」は、京王電鉄京王線幡ヶ谷駅と笹塚駅の中間付近で、渋谷区役所笹塚出張所前の交差点に立地。デザインのコンセプトは「...With Toilet」。公共トイレに別の機能をもつ空間を組み合わせた建築で、その第二の空間は、年齢や性別にかかわらずすべての人達がさまざまな用途に活用できる。展示スペース、ポップアップストア、情報センター、待合所など、地域コミュニティの中心として役立てられることが期待されている。

水まわりの特長

中央のオープンスペースを向いて建つ三角形のトイレは、2つのトイレと小便器コーナーで構成されている。トイレ1には、車いす使用者やオストメイトに配慮したスペースの確保と器具を設置し、トイレ2には、乳幼児連れに配慮した器具を設置。それぞれ異なる器具を設置することでトイレ利用者の分散を図っている。大便器は連続洗浄が可能なフラッシュタンク式を採用。利用者の快適性に配慮して、すべての大便器にウォシュレットアプリコットPを設置している。小便器コーナーには、マイクロ波センサー壁掛小便器セット、小便器の足元には防汚・防臭効果のあるハイドロセラ・フロアPUを採用。洗面器の水栓は節水タイプで、蛇口に触れず衛生的に手洗いができる自動水栓を設置している。

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