日本財団が実施する、THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、だれもが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト。そのひとつである「西参道公衆トイレ」のデザインのコンセプトは「器・泉(うつわ・いずみ)」。

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建築概要

所在地 東京都渋谷区代々木3-27-1
事業主体 日本財団
施主 一般財団法人渋谷区観光協会
基本設計 藤本壮介建築設計事務所
実施設計 大和ハウス工業株式会社
施工 大和ハウス工業株式会社
建築面積 19.24㎡
延床面積 19.24㎡
階数 地上1階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 2023年3月

特長

建物の特徴

日本財団が実施する、THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、だれもが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト。そのひとつである「西参道公衆トイレ」は、甲州街道から参宮橋へ向かう西参道沿いに立地。デザインのコンセプトは「器・泉(うつわ・いずみ)」。中央が大きく凹んだ形状は、さまざまな高さの手洗い場をひとつの形に内包したもので、子どもからお年寄りまでが、この器を囲んで手を洗い、水をくみ、会話をして、小さなコミュニティが生まれるきっかけとなる。公衆トイレを都市の中の水場、街の泉と捉え、水を囲んで人々が集う場所として、公共の水場としての手洗い空間を提案している。

水まわりの特長

トイレは、手洗い場と平行に男性トイレ、女性トイレ、バリアフリートイレの3つの空間で構成。男性トイレの小便器コーナーは、入ってすぐの場所に手洗器と鏡を設置し、小便器は床の清掃性に優れた壁掛式の自動洗浄小便器を採用。男女トイレともに大便器コーナーは、排せつから手洗いまで一連の動作が個室内で行える個室完結型。利用者の快適性に配慮して、すべての大便器にウォシュレットを設置し、リモコンはボタンを押すたびに発電するエコリモコンを採用。バリアフリートイレは車いす使用者やオストメイトに必要な器具がパッケージされたコンパクト・バリアフリートイレパックを設置。また乳幼児連れに配慮して、ベビーシートを設置している。

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