日本財団が実施するTHE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、誰もが快適に使用できる公共トイレを渋谷区内の17ヶ所に設置するプロジェクト。そのひとつである「代々木八幡公衆トイレ」は、背後にある森と調和して、代々木八幡宮の森から生まれた3本のキノコを連想させるトイレ。

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建築概要

所在地 東京都渋谷区代々木5-1-2
施主 日本財団
デザイン 伊東豊雄
設計・施工 大和ハウス工業株式会社
建築面積 17.46㎡
延床面積 17.46㎡
階数 地上1階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 2021年7月

特長

建物の特徴

日本財団が実施する、THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、だれもが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト。そのひとつである代々木八幡公衆トイレは、山手通りに面して、代々木八幡宮の参道にあたる階段の上り口に立地。トイレのタイトルは「Three Mushrooms」。背後にある森と調和して、代々木八幡宮の森から生まれた3本のキノコを連想させる。トイレは、個室型のトイレを3つの棟に分散させることで、回遊性を生み出し、行き止まりがなく視線が抜けることで防犯性を高めた、落ち着いて、安心して利用できるさりげないデザイン。夜間でも女性が利用できるような安心感を抱けるトイレになってほしいという思いがデザインにこめられている。

水まわりの特長

トイレは、男性・女性・だれでもトイレの3つの棟で構成されている。各個室はゆとりのある広さで、さまざまな利用者が使いやすいように設備機能が分散されており、男性、女性トイレの個室にそれぞれ手すりとベビーチェアを設置することで、高齢者や乳幼児連れの使いやすさに配慮し、だれでもトイレの利用者の分散を図っている。大便器は壁掛大便器セット・フラッシュタンク式を採用。利用者の快適性に配慮して、すべての大便器にウォシュレットを設置している。男性トイレの小便器はマイクロ波センサー壁掛小便器セット、小便器の足元には、防汚・防臭効果のあるハイドロセラ・フロアPU、だれでもトイレには、オストメイトに必要な器具がパッケージされたコンパクトオストメイトパックを設置している。

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