日本財団が実施するTHE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、誰もが快適に使用できる公共トイレを渋谷区内の17ヶ所に設置するプロジェクト。そのひとつである「神宮前公衆トイレ」は、原宿の片隅にひっそりと建つ、古き良き一軒家をイメージしたトイレ。

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建築概要

所在地 東京都渋谷区神宮前1-3-14
施主 日本財団
デザイン NIGO®
設計・施工 大和ハウス工業株式会社
建築面積 21.85㎡
延床面積 21.85㎡
階数 地上1階
構造 鉄骨造、鉄筋コンクリート造
竣工年月 2021年5月

特長

建物の特徴

日本財団が実施する、THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、だれもが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト。そのひとつである神宮前公衆トイレは、周囲に高いビルが立ち並ぶ、明治通りの神宮前一丁目交差点に立地。トイレのコンセプトは「温故知新」。日々変わりゆく東京とは対照的に、原宿の片隅にひっそりと建つ神宮前公衆トイレは、窓やドア、素朴なガーデンフェンスのような柵など、古き良き一軒家をイメージし、親しみやすい建物となるよう細部まで表現されている。トイレを利用する方が世代によって、懐かしくも、新しくも感じられるようなデザイン。なによりトイレとしての入りやすさと使いやすさを第一に考えられており、昼夜を問わず、安心して利用することができる。

水まわりの特長

利用者はもちろん清掃員などトイレに関わる方々が気持ちよく過ごせるようにデザインされた清潔感のあるトイレは、男性・女性・だれでもトイレの3つ空間で構成されており、利用者がお互い気にならない動線上に洗面や大便器ブースが配置されている。洗面コーナーは衛生面に配慮して、スペースを広くとり、非接触で使える水栓金具を選定。衛生器具は床の清掃性に優れた壁掛式とし、大便器は壁掛大便器セット・フラッシュタンク式を採用。利用者の快適性に配慮して、すべての大便器にウォシュレットを設置している。男性トイレの小便器はマイクロ波センサー壁掛小便器セット、小便器の足元には、防汚・防臭効果のあるハイドロセラ・フロアPU、だれでもトイレにはコンパクト多機能トイレパックを設置している。

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