日本財団が実施するTHE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、誰もが快適に使用できる公共トイレを渋谷区内の17ヶ所に設置するプロジェクト。そのひとつである「はるのおがわコミュニティパークトイレ」は、ガラス張りで、公園トイレには見えない周囲の自然となじんだカラフルな外観。夜には、美しい行灯のように公園を照らすトイレとなっている。

関連リンク

建築概要

所在地 東京都渋谷区代々木5-68-1
施主 日本財団
設計 株式会社坂茂建築設計
設計・施工 大和ハウス工業株式会社
建築面積 14.16㎡
延床面積 14.16㎡
階数 地上1階
構造 鉄骨造
竣工年月 2020年7月

特長

建物の特徴

日本財団が実施する、THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は誰もが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト。そのひとつである、はるのおがわコミュニティパークトイレは、代々木公園と道路を挟んだ向かい側に立地。公園内には、広場のほか、自然の中でアスレチックや水遊びなど自由に遊べるプレーパークがあり、子どもから大人まで、さまざまな利用者がいる公園のトイレ。公園トイレには見えない周囲の自然となじんだカラフルな外観。調光フィルムを貼ったガラス張りの建物は、公園のトイレに入るときの2つの心配事である「中がキレイかどうか」「中に誰も隠れていないか」をトイレに入る前に確認できる。そして夜には、美しい行灯のように公園を照らすトイレとなっている。

水まわりの特長

トイレは、左から多機能トイレ、女性トイレ、男性トイレ、3つの空間で構成されている。多機能トイレには、コンパクトオストメイトパック、ベビーシート、ベビーチェアを設置し、車いす使用者やオストメイト、乳幼児連れなど、さまざまな使用者に対応できる設備を完備。男女のトイレは通常の大便器ブースより大きく計画された余裕のある空間に、大便器と洗面器(男性トイレは小便器も)を備えた個室完結型トイレとなっている。すべての衛生器具は、床の清掃性に優れた壁掛式を採用。壁掛大便器セット・フラッシュタンク式のタンク部分も鏡面仕上の壁内に納められている。また利用者の快適性に配慮し、すべての大便器にウォシュレットを設置している。

採用商品

掲載事例の画像や本文の無断転用はご遠慮ください。事例の内容は掲載時点での情報です。

事例(トイレ・洗面・浴室)一覧

パブリック向け商品

トイレ
 
洗面所
浴室
バリアフリー配慮商品・手すり・アクセサリー
Share
  • Facebookでシェアする

CLOSE