TOTO
©Masumi Kawamura
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スタッフおススメ
  • "山"と"谷"を楽しむ建築家の人生
    『"山"と"谷"を楽しむ建築家の人生』
    定価=2,400円+税
    著者=山﨑健太郎・西田司・後藤連平
    発行所=ユウブックス
    最近、建築を学ぶ学生たちの就職先としてアトリエ系建築事務所が選ばれない傾向があるようです。その背景のひとつに「働き方」に対しての不安があるのではないでしょうか。では、実際どうなのか?自身で建築事務所を構える7人が建築家の生々しい生活を語ってくれます。それぞれに不遇の時代があり、人生の"谷"の部分を赤裸々に答える一方で、皆建築を心から楽しんでいる方ばかりなのが印象的です。これから建築を通じて仕事をしていこうとしている方に特におすすめしたい本です。(KM)
  • さあ横になって食べよう―忘れられた生活様式
    『さあ横になって食べよう
    ―忘れられた生活様式 (SD選書)』
    定価=2,400円+税
    著者=バーナード・ルドフスキー
    監修=多田道太郎
    訳=奥野卓司
    発行所=鹿島出版会
    キリストの時代、食事をするときは横になる習慣があった!
    食べる、眠る、座る、洗い清める、入浴するといったヒトの5つの基本的行為について、西洋近代の作法や習俗を過去と現在で比較した本。そこにはなんと誤解に満ちた価値観のあることか。
    西洋化によって日本の伝統的な生活習慣がどんどん失われている今、当たり前と感じながらも消えつつある文化や習慣を見つめなおすきっかけになる、1985年発刊の名著。(KM)
  • 真鍋博の植物園と昆虫記
    『真鍋博の植物園と昆虫記』
    定価=1,100円+税
    著者=真鍋博
    発行所=筑摩書房
    星新一の装画などで知られるイラストレーター・真鍋博氏の作品集が合本になって復刊。高度経済成長期後の1970年代の社会を "植物"と"昆虫"に見立て、ユーモアと風刺を織り込んだイラストと簡潔な文書で綴られる。著者のどこか達観した視点から観察され描かれた"植物"と"昆虫"は、本書が描かれた時代から数十年たっても色あせることなく、鋭く現在の社会に通じる内容になっている。(SA)
  • 時をかける台湾Y字路 記憶のワンダーランドへようこそ
    『時をかける台湾Y字路 記憶のワンダーランドへようこそ』
    定価=1,700円+税
    著者=栖来ひかり
    発行所=ヘウレーカ
    台湾に長く暮らしてきた筆者が、実際に台湾中を歩いて調べつくした台湾Y字路案内本。都市の道路は通常碁盤の目に計画されることが多い中、なぜこんなかたちになったのか?捜し歩くとそこには、原住民族が暮らしていたころから清代、日本時代、戒厳令時代、そして現代と人々が積み重ねてきた記憶の"ワンダーランド"がありました。観光地としての台湾ではなく、人々が行き交い、移ろう時代を堆積させてきた土地としての台湾を知ることができる一冊です。(IN)
  • 郵便配達夫シュヴァルの理想宮
    『郵便配達夫シュヴァルの理想宮』
    定価=2,400円+税
    著者=岡谷公二
    発行所=河出書房新社
    フランス南東部、人口1,500人の小さな村オートリーヴに「シュヴァルの理想宮」と呼ばれる石の宮殿があります。これは地元の郵便配達員であったジョゼフ=フェルディナン・シュヴァル(1836-1924)が仕事の傍ら30年以上かけて石を集め、たった一人でこつこつと積み上げて作ったもの。建築や石工の仕事に全く無知だった彼が、いったいどのようにして、何のために作ったのか?世界を驚愕させたとてつもないセルフビルド建築、石の宮殿について日本で初めて紹介した貴重な1冊。(KM)
  • 色彩の手帳 建築・都市の色を考える100のヒント
    『色彩の手帳 建築・都市の色を考える100のヒント』
    定価=2,500円+税
    著者=加藤幸枝
    発行所=学芸出版社
    色彩計画家・加藤幸枝さんによる、色彩計画における100のヒント集。2016年に自費出版で発行された『色彩の手帳 50のヒント』を主軸としつつ、新たに「色の基本構造と目安」、「色彩計画の実践に向けて」の項目が追加され、理解度を深める内容になっている。色彩を扱う仕事の中で、選定する際に必要な考え方や根拠、効果や影響について、それぞれの解説がわかりやすい。様々な場面で実践できる色の見方、選定の手がかりになる一冊。(SA)
  • HIGH LINE アート、市民、ボランティアが立ち上がるニューヨーク流都市再生の物語
    『HIGH LINE アート、市民、ボランティアが立ち上がるニューヨーク流都市再生の物語』
    定価=2,500円+税
    著者=ジョシュア・デイヴィッド、ロバート・ハモンド
    訳=和田 美樹
    発行所=アメリカン・ブック&シネマ
    アメリカ・ニューヨークの有名観光スポット、空中公園「HIGH LINE(ハイライン)」整備についてのドキュメンタリー。老朽化と再開発を理由に解体されようとしていた元貨物列車の高架線。一部のニューヨーカーがそんな再開発計画を退け、ハイラインを活かして新たな街をつくる事を選択する。保存運動、建築、地域の取りまとめ、植物栽培、資金調達、行政との連携、公園の運営などあらゆる困難を乗り越え、今日年間500万人近くの入場者が訪れるまでになった都市再生の物語。(KM)
  • 藤森照信のクラシック映画館
    『藤森照信のクラシック映画館』
    定価=2,500円+税
    著者=藤森照信 写真=中馬聰
    発行所=青幻舎
    「映画館」というビルディング・タイプに関する画期的な研究書。明治末期から急激に隆盛し、また現在では次々と姿を消している映画館は、日本人が江戸の見世物小屋へ通った頃から夢見続けた、「娯楽」への欲望を映し出す建築群です。銭湯と隣り合っていたり、表は洋館風なのに裏は木造の和風建築だったり、成立の経緯もおかしければ表現自体も何かおかしい、そんな愛すべき映画館たちを藤森氏は、史料を紐解き、映画館を訪ね、その変遷をたどります。巻末には全国の特色ある映画館マップも収録。本書を片手に、映画を観に出掛けたくなる一冊。(IN)
  • 乃木坂 歴史と謎をめぐる旅
    『乃木坂 歴史と謎をめぐる旅』
    定価=2,000円+税
    著者=藤城かおる
    発行所=えにし書房
    BookshopTOTOは東京・乃木坂にあります。乃木坂という住所表記が無いからか、「乃木坂ってどこ?」と聞かれやすい、赤坂・青山一丁目・六本木に挟まれたエリア"乃木坂"の近現代を探る本。地名の由来は軍人乃木希典の住まいがあったからですが、近くの東京ミッドタウンは元防衛庁、その前は歩兵第一連隊跡地だそうで、戦前は軍都の様子。江戸後期から現在までの資料をたどった読後は「乃木坂ってここ!」と思って頂けるのではないでしょうか。ちなみに著者は某アイドルのファンで、聖地巡礼をきっかけに探索をはじめたとか。(KM)
  • CHANGE 未来を変える、これからの働き方
    『CHANGE 未来を変える、これからの働き方』
    定価=1,600円+税
    著者=谷尻誠
    発行所=エクスナレッジ
    建築設計事務所SUPPOSE DESIGN OFFICEの共同代表である谷尻誠さんは住宅や店舗の設計をする建築家でありながら、食堂や不動産会社、イベント運営会社を稼働させるなど、新たなチャレンジを次々と仕掛けている起業家でもあります。谷尻さんがどのようにして道を切り拓き、何を考え、どう行動してきたかを語る仕事論。「違和感を大切に」「世にないものを探す」「スケッチよりコトバを描いて想像」など印象的な言葉が大変読みやすい文章で書かれていて、どんな職業にも共通したヒントが見つかるはずです。(KM)
  • 家族と一年誌『家族』2号
    『家族と一年誌『家族』2号』
    定価=2,100円+税
    発行所=株式会社HYOTA
    毎号一年の歳月を通じて一つの家族を追いかけ、変化や決断に一冊丸ごと寄り添う雑誌、家族と一年誌『家族』。企画・取材・制作も一つの家族が行っています。
    第二号で取り上げられているのは千葉県大多喜市にあるmitosaya薬草園蒸留所を営む江口一家。お父さんの醸造家になるという夢を叶えるため、ドイツでの修行を経て、縁あって千葉県大多喜市に移り住んできた江口家。蒸留所オープンに向けて、家族4人の挑戦と冒険の数々をカメラが追いかけます。家族っていいな、と思わせてくれる一冊。(KM)
  • 春と修羅
    『春と修羅』
    定価=1,500円+税
    文=宮沢賢治
    絵=塩川いづみ
    発行所=torch press
    宮沢賢治の名作『春と修羅・序』にイラストレター・塩川いづみのドローイングを添えた詩画集。宮沢賢治の言葉を受け描かれたドローイングと手描きのテキストによって相互の世界感が深く繋がり表現されている。『春と修羅』の全編を通し描かれた数多くのドローイングの中から、デザイナーと共に言葉と絵を組み合わせたそうだ。鉛筆の線のタッチを生かすためにメタルブルーのインクを使用し、装丁にもこだわりが詰まっている。 (SA)
  • 山の上の家―庄野潤三の本
    『山の上の家―庄野潤三の本』
    定価=2,200円+税
    著者=庄野潤三ほか
    発行所=夏葉社
    戦後「第三の新人」のひとりとして文壇に登場した庄野潤三(1921-2009)の「作家案内」である本書。ごく身近な日常の出来事を創作の要とした庄野にとって彼の「家」は、執筆の場であり、家族と過ごす場でした。小さな日常が二度と戻れない日々であることを深く静かに教えてくれる庄野作品を支え、実際にいくつもの作品にあらわれる「山の上の家」を、カラー写真で丁寧に写しだします。庄野作品にほれ込んだ人々による解説付き全著作案内も収録。日常の美しさに、本書を通してそっと触れてみては。(IN)
  • リフォームの爆発
    『リフォームの爆発』
    定価=1,500円+税
    著者:町田康
    発行所:幻冬舎
    小説家町田康が2頭の大型犬と6匹の猫と暮らすために行った自宅リフォーム記。この本の凄いところは、図面も写真もイラスト一つ無いところ。リフォーム工事の顛末が、すべて独特の文章で繰り広げられます。業者さんとの距離の取り方に悩んだり、工事の仕上がりの素晴らしさにおののいたりしながら、著者は理想と妥協の蟻地獄をどう突破したのか。どこまでがドキュメンタリーでどこからが創作なのか、よくわからないけれど面白い文学的ビフォー・アフター。(KM)
  • ウッツォンの窓の家 マヨルカ島の《キャン・リス》をめぐる断章
    『ウッツォンの窓の家 マヨルカ島の《キャン・リス》をめぐる断章』
    定価=2,500円+税
    著者:和田菜穂子、山田新治郎
    発行所:彰国社
    シドニーのオペラハウスを設計したことで知られるヨーン・ウッツォンがオペラハウス建設の途中、現場を解雇されていたことをご存知ですか。失意の彼を癒したのが、地中海マヨルカ島に作った夏の別荘『キャン・リス』です。祖国の北欧には帰らず温暖なこの地で、時間をかけ、愛情を込めて小さな家を作りながら英気を養ったウッツォン。著者は実際にこの住宅に滞在しながら、ウッツォンの追い求めた住まいのありかを解き明かしていきます。豊富な写真が想像を駆り立てる一冊。(KM)
  • 未来のコミューン──家、家族、共存のかたち
    『未来のコミューン──家、家族、共存のかたち』
    定価=3,200円+税
    著者:中谷礼仁
    発行所:インスクリプト
    私たちが当たり前に出ていき、戻ってゆく「家」とは何か。家という構造によって避けがたくもたらされる出来事について生物的、歴史的な分析が、今和次郎、エンゲルス、ハンナ・アーレント、クリストファー・アレグザンダーらの思想に導かれ、著者の経験知と共に展開していきます。「家」は住む人を社会から分断するただの器ではなく、時代と共に住む人と社会との境界線を定義し続けながら、なによりもまず住む人のからだの要求から作られるのではないか。現代の「家」のあるべき姿について考えさせられる一冊です。(IN)
  • 建築への旅 建築からの旅
    『建築への旅 建築からの旅』
    定価=2,500円+税
    企画:二川由夫
    発行所:エーディーエー・エディタ・トーキョー
    実際に出かけて、たくさんの実物を見ることが大事だといいますが、かつてル・コルビジェが東方を旅したように若いころから世界中めぐり、眼を養ってきた建築家が多いようです。そんな旅のプロでもある建築家70名が「旅」について語った本です。建築家の創造力をかきたてる旅とはどんなものなのでしょうか。旅の思い出やこだわりの持ち物、おすすめスポットなど、ガイドブックには載っていない情報が満載で建築を見に旅に出たくなること間違いなしの一冊。この本をお供に、旅の計画を立ててみてはいかがでしょうか。(KM)
  • 南インド キッチンの旅
    『南インド キッチンの旅』
    定価=2,500円+税
    文・イラスト・写真:齋藤名穂
    発行所:ブルーシープ
    海外のキッチンって気になりませんか。この本は日本人建築家が南インドのキッチンを訪ねた記録です。「キッチンにこそ、その土地の文化や日常の暮らしの本当の姿がある」と本文にあるように、日本では見慣れない調理器具や特有の材料から作り出される美味しそうな料理、調理中の会話などから、南インドの人々の日常を飾ることなく描いています。レシピもついたスケッチブックのような一冊。インドの出版社タラブックスから2017年に出版された書籍の日本語版です。(KM)
  • 『パン屋の手紙 ―往復書簡でたどる設計依頼から建物完成まで』
    『パン屋の手紙 ―往復書簡でたどる設計依頼から建物完成まで』
    定価=2,200円+税
    著者:中村 好文、神 幸紀
    発行所:筑摩書房
    北海道のパン職人から東京の建築家へ店舗設計依頼の手紙が届くことから始まる本書。土地に根差したパン屋が出来上がっていくまでに交わされた往復書簡を軸にスケッチや写真を交え綴られている。やりとりは淡々と積み重なり設計依頼者と建築主との立場や互いの気持ちを尊重しあった深い信頼関係が築きあがっていく。それは事務的というよりも、まるで友人に宛てた手紙のような暖かさを感じさせる。出来上がった店舗は質素ながらも美しく、人の温もりがあふれている。(SA)
  • 我々は人間なのか? - デザインと人間をめぐる考古学的覚書き
    我々は人間なのか? - デザインと人間をめぐる考古学的覚書き
    定価=3,000円+税
    著者=ビアトリス・コロミーナ、マーク・ウィグリー
    発行所=ビー・エヌ・エヌ新社
    2016年に開催された第3回イスタンブール・デザイン・ビエンナーレの「解説本」として位置づけられた本書は、同ビエンナーレのキュレーターである2人の建築理論家によって著されました。ビエンナーレ開催にあたって彼らは「デザインとは何か?」という根本的な問いを立て、石器時代から現在のデジタル時代へと至る「デザイン通史」を描き出し、デザインと「人間」の関係性に迫ります。掲載されているイメージや言葉はどれも読みやすく考えさせられるものばかり。まずは気の向くままに頁を開いてみてください。(IN)
  • それいけ避難小屋
    それいけ避難小屋
    定価=1,600円+税
    著者=橋尾歌子
    発行所=山と渓谷社
    避難小屋とは、「悪天候などの非常時に避難、休憩、宿泊するための山小屋」(本文より)。基本的に山中にあるそれらを、登山家でイラストレーターでもある著者が訪ね歩き紹介した本。“非常時”と聞くとちょっと怖いイメージを連想しますが、カラフルなイラストがそれらを払拭してくれます。横になれるスペースとストーブ(または薪)があり、命を守る最低限の空間は、なんと個性的なものが多いことか!本を持って訪ねてみたくなりました。(KM)
  • 雨と生きる住まい-環境を調節する日本の知恵
    雨と生きる住まい-環境を調節する日本の知恵
    定価=1,500円+税
    企画=INAXライブミュージアム企画委員会
    発行所=LIXIL出版
    世界でも有数の雨の多い国である日本。私たちは、太古の昔から雨と親しんできました。それは言葉や文学、絵画の中にさまざまな雨の表現があることからも明らかです。同時に、雨や多湿に対する知恵も伝えられています。私たちの祖先は、家づくりにおいて雨とどう向き合ってきたのか。それは雨水に抗うのではなく、いかに凌ぐかというものでした。近年ゲリラ豪雨や台風による水害が増えていますが、今こそ見直されるべき技術があるのではないでしょうか。(KM)
  • 考現学入門
    考現学入門
    定価=1,000円+税
    著者=今和次郎
    編集=藤森照信
    発行所=筑摩書房
    現在の都市風俗を分析する「考現学」の祖、今和次郎の書籍。大正から昭和初め頃の、街角の風俗や暮らしが観察・採集されています。例えば、通行人の髪型、服装、スカートの長さから食堂の茶碗のヒビの入り方に至るまで、徹底的に観察され、手書きイラストで表現。当時の銀座では、男性の半分が洋服姿だったのに対して、女性はまだほとんどが和服姿だったというようなデータも。資料性も高く、街歩き好き・散歩好きの方に読んでほしい一冊です。(KM)
  • 惜櫟荘だより
    惜櫟荘だより
    定価=920円+税
    著者=佐伯泰英
    発行所=岩波書店
    岩波書店創業者、岩波茂雄が熱海に建てた近代数寄屋の名建築、惜櫟荘(せきれきそう)。建築家・吉田五十八が手掛けたこの建物を譲り受けた著者は、後世に残したいという強い思いから、私財を投じて完全修復を目指します。それは建物を一度解体し、家具や調度のすべてを当初の姿に復元するという大がかりなもの。設計図のない中、建物を図面に起こすことからはじめ、完成まで足掛け4年。大工・左官・石工ら職人の仕事ぶりを、時代小説家ならではの観察眼で追います。(KM)
  • 建築をつくる者の心
    建築をつくる者の心
    定価=1,000円+税
    著者=村野藤吾
    編集=大阪府「なにわ塾」
    発行所=ブレーンセンター
    大阪府主催の「なにわ塾」にて、建築家・村野藤吾氏とコーディネーターとして長谷川堯氏を迎えて行われた、対談講座をまとめた書籍。村野氏が自ら手がけた作品解説をはじめ、活動拠点としていた大阪の建築物についての対談など、内容は多岐にわたる。「建築」や、「建築家としての役割」とは何かということが語られており、難解と言われている氏の建築哲学を理解する一助となる一冊である。これから建築を学ぶ方にぜひ読んでもらいたい。(SA)
  • 建築家のためのウェブ発信講義
    建築家のためのウェブ発信講義
    定価=2,100円+税
    著者=アーキテクチャーフォト・後藤連平
    発行所=学芸出版社
    建築系情報メディア「アーキテクチャーフォト」を運営する著者が、建築家に向けたウェブ発信の方法を教えます。今、建築家として重要なメディアスキルとはなにか。スピード感のあるウェブの世界でどのように自身の強みを発信していくか。“建築設計の考え方でウェブサイトを運営”や“導線という考え方はウェブ発信でも有効”など、ユニークな方法論が展開されます。後半はInstagram、TwitterなどのSNSを駆使しながら、ウェブ発信を実践している9人の建築家を紹介。読み手それぞれの目的に合った情報発信の方法が見つかります。(KM)
  • 小さな平屋に暮らす。
    小さな平屋に暮らす。
    定価=1,800円+税
    編者=山田きみえ
    写真=雨宮秀也
    発行所=平凡社
    まずこのタイトルが気になった方にぜひおすすめしたい書籍。自然豊かな郊外に小さな平屋を建て、必要最低限のモノだけでシンプルに暮らしている6例が紹介されています。一番の特徴は、それぞれの住み手自身によるエッセイが添えられているところ。家族構成や住まい方は異なりますが、お金では買えない豊かな暮らしと、家族の気配が感じられる平屋のゆったりとした雰囲気が伝わってきます。建てるときに知っておきたい「小さな平屋」基礎講座付き。建築家・堀部安嗣さんによる「林芙美子記念館」の紹介も。(KM)
  • あるノルウェーの大工の日記
    あるノルウェーの大工の日記
    定価=1,700円+税
    著者=オーレ・トシュテンセン
    発行所=エクスナレッジ
    ノルウェーで働く大工さんの日記形式のエッセイ。
    ある夫妻から130年前に建てられたアパートの屋根裏を改装する仕事を請け負います。仕事を進めながら、さまざまな現場の苦労、ノルウェー建設業界の事情、職人としての誇り、仕事仲間との連帯感などが日記を通じて語られます。そして、ついに引渡し。この本にはノルウェーも日本もかわらない、ものづくりの素晴らしさが詰まっています。手仕事っていいな、としみじみ思わせてくれる一冊です。(KM)
  • カタチから考える住宅発想法 「空間づくり」をはじめるための思考のレッスン
    カタチから考える住宅発想法 「空間づくり」をはじめるための思考のレッスン
    定価=2,200円+税
    著者=大塚篤
    発行所=彰国社
    住宅設計を機能や間取りではなく「カタチ」から考える方法を紹介した本。例えば“斜面に建つカタチ”のセクションでは、建物を斜面に埋め込む・浮かべる・沿わせる・突き出すことを考え、カタチを空間に見立てて自分が入り込んだ様子を想像してみます。そしてそこでどんな居場所が欲しいか、どんな屋根が欲しいか、どんな眺めがみたいかと思考を進めていきます。30の視点がテーマごとに整理され収録。住宅設計の初心者に心強い、大人気の書籍です。(KM)
  • ザハ・ハディッドは語る
    ザハ・ハディッドは語る
    定価=1,800円+税
    著者:ザハ・ハディッド、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト
    発行所:筑摩書房
    新国立競技場コンペで一躍時の人となったイラク出身の女性建築家ザハ・ハディッド氏。この本は2000年代に世界的建築家として認められ、数々のプロジェクトを抱えていた時期に収録された日本語で読める唯一のインタビュー集です。自身が語る創造のこと、アラブ文化のこと。あの独特で斬新な建築の秘密が圧倒的なパワーで語られています。惜しくも一昨年亡くなられ、結果的に彼女の作品が日本に建てられるチャンスを失ったことがただ残念でなりません。(KM)
  • 新しい分かり方
    新しい分かり方
    定価=1,900円+税
    著者:佐藤雅彦
    発行所:中央公論新社
    NHK教育番組「ピタゴラスイッチ」などを手がけてきた佐藤雅彦さんが10年の月日をかけて作り上げた書籍。序盤は写真やイラストの作品、終盤は作品の解説を含めた随筆で構成されており、より作品への理解を深めていきます。作中にある仕掛けを体験することで、普段は何気なく行っていることでもどのように思考しているのか、どのような方法で伝えているのかを実感することができます。「分かる」や「伝える」ことの楽しさが新たに発見できる一冊です。(SA)
  • 藤森照信の特選美術館三昧
    藤森照信の特選美術館三昧
    定価=2,500円+税
    文・絵:藤森照信
    発行所:TOTO出版
    ―日本の美術館は、世界的にみると、きわめて特異である。質のことはひとまず置いておいて、その量がちょっと変わっている―(はじめにより) 日本全国津々浦々の市町村にまで、あまねく美術館があるという状況は、世界広しといえども日本独特の状況なのだそうです。あらためてみると、日本列島は美術館列島といえるのです。本書は、著者がその中から美術館27件を厳選。この本が、ほかの美術館紹介本と比べて一風変わっているのは、あまり一般的に知られていない小さな美術館の魅力を取り上げていること。週末のお出かけや旅行の際にぜひ足をのばす参考にされてはいかがでしょうか。(FH)
  • 建築はほほえむ
    建築はほほえむ
    定価=1,300円+税
    文・絵:松山巌
    発行所:西田書店
    平易な言葉を繋ぎながら、「建築とは何か」という本質へと誘います。著者はタイルの目地のような、意識的につくる隙間が重要だと説きます。なぜなら人も建築も街も、いつも緊張したままでは疲労してしまうから。はじめて建築を学ぶ人たちに向けて書かれた本ですが、忙しい毎日を送る全ての人に気づきを与えてくれます。活版印刷による本のたたずまいも美しく、手元に置いて何度も読み返したくなる、詩集のような本です。(KM)
  • 下町の名建築さんぽ
    下町の名建築さんぽ
    定価=1,600円+税
    著者:大島健二
    発行所:エクスナレッジ
    東京下町の100の名建築が、見開きで一つずつ紹介されています。著者によるイラストで描かれた建物や町並みからは温もりが感じられ、その場にいるかのような雰囲気を味わうことができます。そこを訪れたことがない方はもちろん、訪れたことがある方も、足を運びたくなります。本書を片手にそれぞれの名建築巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。とくに学生さんに読んでいただき、歴史ある建物に触れるきっかけにしてほしい一冊。(OT)
  • 東京スリバチ地形入門
    東京スリバチ地形入門
    定価=800円+税
    文・絵:皆川典久/東京スリバチ学会
    発行所:イースト・プレス
    東京の町地形をめぐる23のエピソードをまとめた地形探索の入門書。スリバチ状の地形、暗渠、階段、坂道、湧水、パワースポット、路線などの様々な視点から東京の地形が紹介されています。鉄道を使って地形を体験する「地形鉄」のエピソードでは鉄道路線図とその土地の断面図が説明されており、地形が一目でわかるとともにその高低差に驚かされます。地形に着目することで新たな町の魅力を知ることのできる一冊です。(SA)
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宇宙 -そのひろがりを知ろう-
宇宙 -そのひろがりを知ろう-
定価=1,500円+税
文・絵:加古里子
発行所:福音館書店
始まりに登場するのは、自由に飛びはねる小さな虫たち、人よりずっと速く走る動物たち。次に様々な乗り物や建造物が描かれ、より速く、高く遠くへと視点は移動していきます。地球を離れ太陽系の星々を見つけ、遠く宇宙の果てが現れた頃にはまるで本当に真っ暗な宇宙へ辿り着いたような気持ちに。広い宇宙を知り自身に立ち返ることで、身近な虫や動物、あらゆるものにそれぞれの壮大さがあることを実感できる絵本です。建築家の石上純也さんもおすすめしています。(HM)
  • 旅はゲストルーム 測って描いたホテルの部屋たち
    旅はゲストルーム 測って描いたホテルの部屋たち
    定価=860円+税
    著者:浦一也
    発行所:光文社(光文社知恵の森文庫)
    世界中のホテルを建築家が実測しスケッチで記録した数69室!リッツ・カールトンも都ホテルも、まるで一緒にホテルを訪れているかのよう。スケッチは家具や備品のディテールにまで及び、専門家ならではの文章が加わり想像力が掻き立てられます。また、ホテル備え付けのオリジナル便箋にスケッチを書き留めているところにも惹かれます。旅に出たくなること間違いなしの一冊です。(KM)
  • デリシャスライティング
    デリシャスライティング
    定価=2,200円+税
    著者=東海林弘靖
    写真=金子俊男
    発行所:TOTO出版
    「日本の照明は、戦後の『より明るく』を引きずっていて、まぶしすぎる」と豊かな暮らしを演出するための照明の活かし方を紹介。料理のレシピさながらに、キャンドルなど身近なアイテムを活用して照明をつくるアイデアも秀逸。「照明をオレンジ色にすると、ケンカがなくなる」そうで我が家でも実践中です。(TY)
  • ねじとねじ回し この千年で最高の発明をめぐる物語
    ねじとねじ回し この千年で最高の発明をめぐる物語
    定価=600円+税
    監修:ヴィトルト・リプチンスキ
    訳:春日井晶子
    発行所:早川書房
    この千年の中で最高の道具は何だと思いますか?」このような質問をされたらどんな道具を思い浮かべるだろうか?この千年の間で最も優れた利用価値の高い道具をテーマにしたエッセイの執筆を提案された著者は、悩んだ末に妻の言葉からある道具に辿りつく。千年にも及ぶ歴史から紐解かれる道具の物語。随所に散りばめられた挿絵も愉しめる一冊。(OT)
  • a+u 2010年11月号臨時増刊 ル・トロネのアルヴァロ・シザ―経路と作品
    a+u 2010年11月号臨時増刊 ル・トロネのアルヴァロ・シザ―経路と作品
    定価=2,190円+税
    監修:ドミニク・マシャベール 訳:櫻井義夫
    発行所:エー・アンド・ユー
    カトリック教会シトー派〈ル・トロネ修道院〉にて”建築の詩人”アルヴァロ・シザが展示を行うまでのドキュメント。コルビュジエがラ・トゥーレット修道院を設計する際に参考にしたという逸話もある約870年前につくられたル・トロネ修道院を、シザは自分の足で歩き回り、スケッチをし、空間を解き明かしていきます。その過程を推理小説のように楽しめ、臨場感は満点です。そして、シザがル・トロネで行った展示とは…。(KM)
  • 石巻の鐘楼 ふたたび建てる建築
    石巻の鐘楼 ふたたび建てる建築
    定価=2,400円+税
    著者:長谷川豪
    写真:阪野貴也
    発行所:誠文堂新光社
    2012年にTOTOギャラリー・間にて開催された「長谷川豪展 スタディとリアル」で展示された鐘楼。展覧会終了後、解体され、東京から陸路トラックで石巻まで運ばれ、幼稚園の園庭に再建築されました。東日本大震災が起きた時、1年後の個展が決まっていた建築家である著者が考えた、幼稚園に鐘楼をプレゼントするというこのプロジェクト。記録写真と解説から、プロジェクトには実に多くの人々が関わっているということがわかり改めて驚かされます。現在、復興への希望の象徴としての願いが込められた鐘楼の鐘は、毎日園児たちによって鳴らされているそうです。(KM)
  • 猫の建築家
    猫の建築家
    定価=2,000円+税
    著者:森博嗣
    画:佐久間真人
    発行所:光文社
    あるところに猫の建築家がいた。猫は日々考える。形とは何か、機能とは何か-自分は何をつくり出すべきか。繰り返される生の中で、猫の存在はとても小さい。でも、その小さきものを包む孤独な世界は、立ち向かい乗り越えるべきものではなく、許し、許され溶け合っていくもののはずだ。もしかしたら、一瞬だけでも「美」に出会えるかもしれない。(GM)
  • 文体練習
    文体練習
    定価=3,398円+税
    著者:レーモン・クノー
    訳:朝比奈弘治
    発行所:朝日出版社
    この本は、映画にもなった『地下鉄のザジ』の作者であるフランスの小説家 レーモン・クノーの実験的な作品です。 一つの些細な出来事が99通りの異なる文体で描かれています。ページを進めるうちに新しい引き出しをひいていくような新鮮な感触。 この本には、言葉の持つ計り知れない愉しさが詰まっているようです。また、仲條正義氏による装丁や本文のこだわりと遊びのあるデザインによって、内容にぴったりな美しい本となっています。(HM)
  • RURAL STUDIO AT TWENTY
    RURAL STUDIO AT TWENTY
    定価=4,800円+税
    著者:Andrew Freear, Elena Barthel, Andrea Oppenheimer Dean, Timothy Hursley
    発行所:Princeton Architectural Press
    輸入書籍のため仕入時期により価格が変動いたします。ご了承ください。
    アメリカの建築事務所ルーラル・スタジオの20年間の活動をまとめた書籍。
    地域のコミュニティに入り込み、徹底的な討議の上で建築設計を進めることで知られる彼らの作品を写真や図面に解説を交えて紹介しています。
    例えば、貧困層向け住宅の設計施工を自ら行い、建設資金は国や公共団体から調達するなど、建築デザインにとどまらず地域を巻き込む活動に建築の役割を気づかせてくれる1冊です。テキスト英語。(TY)
  • 建築家が建てた妻と娘のしあわせな家
    建築家が建てた妻と娘のしあわせな家
    定価=1,600円+税
    著者:田中元子 写真:野寺治孝
    発行所:エクスナレッジ
    建築家の自邸を訪ね、その家で多くの時間を過ごす家族に「家」の話を伺います。建築家は出てきません。共に暮らす妻・娘の目線でその暮らしを伝えます。時には奇抜な家、超狭小な家でも愛情を持って手入れし、維持されている様子が伝わってきます。また、生活の仕方や家族のあり方の変化などさまざまなものが浮かび上がってきます。設計した夫・父の気配を感じながら暮らしを想像するのが楽しい。巨匠から新進気鋭まで建築家の自邸36軒を収録。気軽に楽しく読める本です。(KM)
  • アースダイバー
    アースダイバー
    定価:1,800円+税
    著者:中沢新一
    発行所:講談社
    哲学者、思想家である中沢新一が縄文時代の地図をもとに独自の視点で語る東京論。
    新宿の起源や銀座の由来、縄文時代の岬に今ものこる神社や寺院があるなど、東京についての興味深い話は尽きない。学問的な正しさ、科学的な根拠よりも中沢氏が歩いて五感で感じたことや独自の論理でどんどんイメージが広がっていく。
    東京の街歩きや地形に興味をもつ入り口へと誘う1冊。(KS)
  • 木をかこう
    木をかこう
    定価:1,429円+税
    著者:ブルーノ・ムナーリ
    訳:須賀敦子
    発行所:至光社
    イタリア生まれの造形家 ブルーノ・ムナーリが木のかき方を教えてくれる絵本です。
    「幹が、まず2本の枝に分かれ、その枝が、また2本にわかれ、分かれるたびに細くなる」というとてもシンプルな規則のとおりに筆を走らせると、それらしい木が描けます。実際に描いてみると、木が根っこから栄養分を吸い上げ、末端の枝にまで行き渡らせていく生命力を感じることができます。子供の頃に出会いたかった1冊です。同じシリーズで『太陽をかこう』も。(TY)
  • 建築探偵の冒険・東京編
    建築探偵の冒険・東京編
    定価:900円+税
    著者:藤森照信
    発行所:筑摩書房
    ボッボボックラ!建築探偵団!
    歴史家であり、建築家でもある藤森さんの軽妙な語り口とともに、東京中を歩き回り、隣で建物にまつわるよもやま話を聞くことができます。
    犬に吠えられ、雨に打たれ、それでも建築探偵は今日も街角をゆく!(GM)
  • ムナーリのことば
    ムナーリのことば
    定価:1,500円+税
    著者:ブルーノ・ムナーリ
    訳:阿部 雅世
    発行所:平凡社
    グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、絵本や彫刻など多岐にわたる活躍をしたアーティスト、ブルーノ・ムナーリ。彼がつくるどの作品にも一貫していえることは、制作の背景にムナーリ独自の視点・発見・挑戦があること。 「ムナーリのことば」には、ムナーリという人間の一個人としての、あらゆる"気づき"がつまっています。あるページには共感を覚え、あるページには はっとさせられる。ムナーリのことばを通じて、自分自身を確かめることのできる一冊です。(HM)
  • 小さな家
    小さな家
    定価:1,500円+税
    著者:ル・コルビュジエ
    訳:森田一敏
    発行所:集文社
    スイス・レマン湖畔にル・コルビュジエが両親のために作った家があります。
    わずか60㎡(18坪)の小さな家に込められた素敵なアイデアの数々を図面・写真・スケッチで自ら筆を取り書き上げた本です。必要なものだけを組み合わせた機能的で居心地のよい空間は、家具を含めて全てが両親に合わせたサイズでつくられているそう。犬のための踏み台つきののぞき穴、ノラ猫のためのテラスまであります。父親は1年程して亡くなりましたが、母親は101歳で亡くなるまで36年間この家で生活を送りました。 わずか80ページほどの小さな本ですが、この家と同様に可愛らしく、読み返すたびに新たな発見があるそんな本です。(KM)
  • 美しき日本の残像
    美しき日本の残像
    定価:680円+税
    著者:アレックス・カー
    発行所:朝日新聞出版
    日本文化に造詣の深い著者が、今の日本の自然、文化の現実を愛と憂いをもってつづっています。美しい日本を残していきたいからこそ、日本の今の残念な部分も正直にかきます。批判もします。自分たちの失ったものの大きさにどきりとしました。最後の章では少し明るさも残してくれます。アメリカ人である著者のかく日本語はきれいで読み易く、爽やかな読後感をあたえてくれます。『LOST JAPAN』のタイトルで数各語に翻訳され、第7回新潮学芸賞を受賞した名随筆。(KS)
  • パンといっぴき
    パンといっぴき
    定価:1,200円+税
    著者:桑原奈津子
    発行所:パイインターナショナル
    料理研究家、桑原奈津子さんの愛犬キップル(1ぴき)はパンが大好き。毎日変化する朝食テーブルと犬を定点観測した写真集です。ジャムをたっぷりとのせたトーストにふわふわのパンケーキとミルクたっぷりのカフェオレ。そのこだわりの朝食のおいしそうなこと!そして物欲しそうな顔でテーブルを見上げるキップル。でもキップルの目線からはそれが見えていなくてちょっとせつない。たまに登場する愛猫(黒いカゲ)はパンにはまったく興味がない様子。巻末にレシピとおいしいパン屋さんのリストもついてます。(KM)
  • 茶の本
    茶の本
    定価:420円+税
    著者:岡倉覚三
    翻訳:村岡博
    発行所:岩波書店
    原書の『The Book of Tea』は1906年ニューヨークで出版されました。茶道を通して日本の精神や文化を説き、東洋の美意識を欧米へ向けて紹介しています。著者の岡倉覚三(天心)は、仏教美術の保護に努め、また近代以後の日本美術の概念を成立させた人物の一人でもありました。急速に西洋文化を取り入れはじめた明治期において、日本の文化を見直し広めた本書は、日本人にこそ読んでほしいものだったのではないでしょうか。
    100年以上を経た今、日本人の私が読んでも、近代以前の日本的な美意識にはっとさせられ、禅の考え方など大きな発見がありました。(MM)
  • きこえる?
    きこえる?
    定価:1,400円+税
    著者:はいじま のぶひこ
    発行所:福音館書店
    現代美術家として活躍するはいじまのぶひこさんの初の絵本です。
    シルエットとやさしい色で構成された画面にわずかな言葉で表現された、とても美しい絵本です。ページをめくり、絵をみていると「はっぱ」や「かわ」の音が静かに頭の中でながれるのです。セラピーのように清々しい気持ちにさせてくれます。第24回プラティスラヴァ世界絵本原画展という権威のある絵本のビエンナーレで準グランプリに相当する金のリンゴ賞を受賞しました。(KS)
  • 磯崎新の「都庁」 戦後日本最大のコンペ
    磯崎新の「都庁」
    戦後日本最大のコンペ
    定価:2190円+税
    著者:平松剛
    発行所:文藝春秋
    ※版元品切
    1985年、新宿新都庁舎コンペにおける建築界の天皇・丹下健三に挑んだ磯崎新の幻の都庁をめぐる建築ノンフィクション。二人の熾烈な戦いを軸に、青木淳など当時の磯崎アトリエスタッフのエピソードが群像劇のように描かれ、また昭和日本の建築史も概観できます。結果は知っているはずなのに、最後までドキドキしながら読み進めることができる一冊です。(MM)
  • 信じられるデザイン この先の、デザインの可能性を見つめて
    信じられるデザイン この先の、デザインの可能性を見つめて
    定価:952円+税
    著者:野田幾子=編
    発行所:東京ミッドタウン・デザインハブ
    ※版元品切
    「信じられるデザインとはどのようなものでしょうか?そのデザインはなぜ信用できるのでしょうか?」この問いに対する51名のクリエーターのメッセージを紹介。 昨年東京ミッドタウンにて開催された「信じられるデザイン」展の内容を収録した書籍です。 「毎日使っている飯茶碗」(原研哉)、日本列島を簡単に高速移動でき、安全で正確であるだけでなく、無数の在来線との乗り継ぎテンポが美しい「新幹線」(中山ダイスケ)や、人の欲の中でいちばん強い排泄欲、そんなときに頼りになる「トイレのサイン」(佐藤卓)といったものまで森本将平さんのかわいいイラストとともに紹介。 トークショーの内容も収録され、貴重な一冊となっています。(KM)
  • 起こらなかった世界についての物語―アンビルト・ドローイング
    起こらなかった世界についての物語―アンビルト・ドローイング
    定価=1,800円+税
    著者=三浦丈典
    発行所=彰国社
    「アンビルト」=「建てられなかった」をテーマに著者のお気に入りのドローイングを1作品ずつ紹介しています。 ただ美しかったり、緻密なドローイングを眺めているだけでも楽しいですが、ドローイングの作者である建築家の生きた時代背景や建築の作風についても書かれているので勉強にもなります。 「想像することー創造することに先立って現れる、そして誰にでもできる原初的なおこないーの大切さ」を伝えたくてこの本を作ったらしいのですが、想像することの楽しさ、大切さ、そしてそれを描くことの重要さを改めて教えてくれる1冊です。(KS)
  • TOKYO|BANGKOK|SINGAPORE: Intensities, Reuse and Creative Milieu
    TOKYO|BANGKOK|SINGAPORE: Intensities, Reuse and Creative Milieu
    定価=1,143円+税
    著者=ダヴィシー・ブンタム
    発行所=フリックスタジオ
    M'nMシリーズの第2弾。長年、東京・バンコク・シンガポールで生活をしてきた著者が、3都市のケース・スタディをまとめた1冊。
    ありふれた通りや日常的な場に注目しながら、抽象的で計測不可能な都市のクリエイティビティと、都市ごとの文化的差異を検証しています。原宿・代官山・下北沢……よく知っているはずの街が、いつもと違ってみえてきます。(和英併記)シリーズ00~04も併せてご覧ください。(MM)
  • マイヤ・イソラ
    マイヤ・イソラ
    定価=2,400円+税
    著者=マイヤ・イソラ
    発行所=パイ インターナショナル
    代表作unikkoをはじめマリメッコにおいて多くのデザインを残したマイヤ・イソラの激動の生涯が、作品紹介とともに語られています。素敵なデザインをみて、強くたくましい生き方を知って、奮い立ちました!(MM)
  • 小さな森の家―軽井沢山荘物語
    小さな森の家―軽井沢山荘物語
    著者=吉村順三
    価格=2,330円+税
    発行所=建築資料研究社
    日本を代表する建築家、吉村順三の珠玉の名作「軽井沢の山荘」をご存知ですか? 建築を学ばれたことのある方なら、その図面をトレースし、何度となく写真をご覧になったことがある方が多いと思います。
    多くの人を魅了する「軽井沢の山荘」の魅力がぎゅっとつまっているのがこの本「小さな森の家」です。1996年の発刊以来コンスタントに売れ続けている当店のロングセラー。たくさんの写真と語りかけるような文章で、まるで吉村さんに山荘を案内してもらっているかのようです。心地よい空間をつくる手法が余すことなくていねいに解説されています。(KM)
  • フィン・ユール
    Finn Juhl フィン・ユール
    価格=9,860円+税
    著者=Esbjorn Hiort
    発行所=THE DANISH ARCHITECTURAL PRESS
    輸入書籍のため仕入時期により価格が変動いたします。ご了承ください。
    『世界で最も美しい肘掛け椅子』を生んだデンマークデザインの巨匠、フィン・ユールの作品集です。写真やカラー刷りのドローイングが多数掲載されているので、テキストが読めなくても見ているだけで充分満足のボリュームです。水彩のドローイングの色、形のきれいさに心奪われます。さらにご興味のある方は『北欧デザインの巨匠 フィン・ユールの世界』(平凡社)を読むと理解が深まります。(KS)
  • updatesシリーズ
    updates01 HU-TONG HOUSE
    updates02 HOUSE IN FUKAYA
    updates03 KIM HOUSE 1987/2011
    updates04 HOUSE IN Nipponbashi
    定価=1,000円+税
    著者=岸和郎
    発行所=藍風館
    建築家・岸和郎の住宅作品を1冊ずつ紹介するシリーズ。多数の写真と豊富な図面やドローイングが収録されており、研究書としても格好の1冊です。 大型書店ではなかなか取り扱いのない本ですが、価格も手ごろとあって私は個人的に全部揃えてしまいました。『重奏する建築』(岸和郎=著、2012年、TOTO出版)と併せてご覧ください!(KM)