まえがき
序 建築構成の修辞と論理、そして詩学
自由で解放的な、そしてニュートラルな建築の空間
第一部 建築の修辞
I 住宅・建築の意味作用
〈住むこと〉、〈建てること〉、そして〈建築すること〉
建築での象徴作用とその図式――両義的なことの内に
覆いに描かれた〈記憶の家〉と〈今日を刻む家〉
――建築でのアイデンティティと活性化/建築の外形を例として
II 建築の構成
構成の形式としての建築
閉鎖から開放、そして解放へ――空間の配列による建築論
〈スモール・コンパクト・ユニット〉と
〈アイランド・プラン〉による都市居住と都市環境
構成形式と現実の緊張関係によるスケールから生まれる詩的インパクト
第二部 建築意匠の論理
I 建築構成の基盤
柱の意味の基盤――実体と表徴のあいだに
部屋の意味の基盤――異化と同化のあいだに
II 建築における図像性
1 環境としての建物と対象としての建物
2 所有対象としての住宅
3 建築の形象の記号作用と象徴作用
4 建築の空間
5 建築での図像性とその機能
あとがき
著作目録
作品目録