生活の基本と普遍を目指して歩き続けてきた無印良品。2003年の無印良品は、日本発の思想を世界の文化や才能とともに発展させていく試みをスタートさせています。また一方で、5000に及ぶ製品の延長に「住まいの空間」を見つめ、考えはじめています。あらゆる生活用品、設備をひとつひとつ吟味し編集していくその先に、無印良品らしい「住まいの形」が現れてきました。
「無印良品の行方」と題した今回の空間術講座はそんな無印良品の現在、そして今後のあり方を、より具体的に、より多面的に、より深く理解する機会として企画いたしました。講師陣には多様な顔ぶれがそろいます。無印良品の根幹部分の舵取りに関わる方や、無印良品の普遍性に共感し自らもプロダクトデザインに携わる方、あるいは住空間プロジェクトの開発者など、それぞれの講師がそれぞれの立場から語り、考えを明らかにします。是非とも講座で生の声を聞き、無印良品のコンセプトを通じて、生活空間のデザインについて考えてみてください。
|