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2003年5月24日(土)〜7月26日(土) |
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妹島和世氏と西沢立衛氏の共同事務所として1995年に設立された「SANAA」は、「国際情報科学芸術アカデミー
マルチメディア工房」(1997)、「熊野古道なかへち美術館」(1997)、「古河総合公園飲食施設」(1998)、「六ツ川地域ケアプラザ」(2000)などの設計を手掛けています。
特にこの数年は「サレルノ市旧市街再生計画国際設計競技」(イタリア、1998)をはじめとする国内外の数々のコンペティションで最優秀賞を獲得しており、その目覚ましい活躍ぶりが注目されています。コンペでのプロジェクトのうち、クリスチャン・ディオールの国内最大店舗となる表参道の「Dior
Building」(東京、2003)と、全方向からのアクセスが可能な円形のプランの中に、さまざまな規模やプロポーションの展示室をもつ「金沢21世紀美術館」(石川)が現在着工中、さらに「トレド美術館ガラスセンター」(アメリカ)、「バレンシア現代美術館増築」(スペイン)、「スタッドシアター」(オランダ)、「デザイン学校」(ドイツ)といった新しいプロジェクトも進んでおり、今後の活躍がますます期待されています。
今回の展覧会ではSANAAの進行中のプロジェクトにスポットをあて、その最新情報を紹介いたします。 |
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