九州唯一の本格的国際サーキット「AUTOPOLIS INTERNATIONAL RACING COURSE」は、築約30年以上を経過し、老朽化や和式便器が中心で衛生面などに課題があったグランドスタンドのトイレを改修。衛生面や清掃性に配慮して、老若男女、さまざまな方が快適に利用できるトイレ空間を実現した。

建築概要

所在地 大分県日田市上津江町上野田1112-8
施主 株式会社オートポリス
設計 川崎設備工業株式会社
施工 川崎設備工業株式会社
敷地面積 2,080,000㎡
建築面積 79,206.4㎡
延床面積 79,206.4㎡
階数 地上1階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2024年10月

特長

改修の経緯

1990(平成2)年にオープンした「AUTOPOLIS INTERNATIONAL RACING COURSE」は、国際自動車連盟(FIA)のグレード2と国際モーターサイクリズム連盟(FIM)のグレードBとして公認された九州唯一の本格的国際サーキット。阿蘇外輪山の北方、標高800mに位置し、九州の雄大な自然の中でモータースポーツを楽しむことができる。今後は、SUPER GTシリーズをはじめとするビッグレースや試乗会の開催などに加え、アウトドアイベントやキャンプなども楽しめる施設になるよう、築約30年以上を経過し、露出配管などの老朽化や和式便器が中心で衛生面などに課題があったグランドスタンドのトイレを改修。衛生面や清掃性に配慮して、老若男女さまざまな方が快適に利用できるトイレ空間を目指した。

トイレの特長

今回の改修により、明るく快適な空間へと生まれ変わったグランドスタンドに設けられたトイレ。小さな乳幼児連れに配慮して、男女各トイレにおむつ交換ができる広めのブースや、小さなお子様が使いやすい高さ(H=600mm)に設置した洗面器をそれぞれに設置。さらに、男性トイレには、幼児の体格にあわせた幼児用小便器も備え、お子様連れの利用者をおもてなしするトイレ空間となっている。また、男女問わず身繕いが整えられるスタイリングコーナーを設け、洗面コーナーでは非接触の自動水栓を採用するなど時代のニーズにあったトイレを実現している。改修後は「トイレ全体がきれいになり、新たなトイレ空間が訪問のきっかけになる」と、利用者から高評価の声が多く届いている。

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