「大阪歯科大学」は、関西で唯一の歯学部を設置する私立大学。2024(令和6)年に新たに看護学部を開設し、医療系総合大学に。「人とのつながり、地域とのつながりを育むキャンパス」をコンセプトとした新設の楠葉西学舎は、水まわりも、学生や教職員だけでなくさまざまな利用者を考慮した細やかな配慮がなされている。

建築概要

所在地 大阪府枚方市楠葉花園町11-8
施主 学校法人大阪歯科大学
設計 株式会社 類設計室
施工 <建築>株式会社大林組
<設備>株式会社 きんでん
敷地面積 10,128.06㎡
建築面積 3,117.78㎡
延床面積 10,163.42㎡
階数 地上5階
構造 鉄骨造
竣工年月 2024年3月

特長

建物の特徴

1911(明治44)年創設の「大阪歯科大学」は、110年以上の歴史を誇る、関西で唯一の歯学部を設置する私立大学。2024(令和6)年に新たに看護学部を開設、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・社会福祉士・看護師・保健師の人材を育成する医療系総合大学を目指している。看護学部の学修環境として新設した楠葉西学舎のコンセプトは、"人とのつながり、地域とのつながりを育むキャンパス"。訪問看護など看護師が働く場所が多様化している中で、地域との関りの重要性を鑑みる。最寄り駅から徒歩5分という立地のよさを生かし、通り沿いにカフェ・食堂、ODUみんなの保健室、地域交流サロンを配置。地域のお子様から高齢者まで、あらゆる人が利用できる施設となっている。

水まわりの特長

新棟のコンセプトから、学生や教職員のみでなく、地域の方の利用も考慮し、老若男女問わず利用しやすいトイレが目指された。コミュニティスペースである1F食堂のトイレは、男性・女性トイレのほか、車いす使用者やオストメイトに配慮したバリアフリートイレを設置。2F講義室のトイレは、大人数が出席する講義はもとより、外部の方を招いたレセプションの開催、国家試験の会場となることを想定し、器具数や空間の広さにゆとりをもって計画している。5F来賓用トイレは、シックで落ち着いた内装でほかのフロアのトイレと差別化し、伝統を誇る大阪歯科大学の品格と医療の精神を体現。設置される場所にふさわしく、さまざまな利用者を考慮した細やかな配慮や整備により、使いやすいトイレ空間となっている。

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