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埼玉スタジアム2〇〇2
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「埼玉スタジアム2〇〇2」は、アジア最大級、国内最大のサッカー専用スタジアム。このたび、さらなるホスピタリティ改善を目指し、埼玉県・埼玉スタジアム・浦和レッズの3者が協議を重ね、混雑時にもスムーズな動線や安全確保に配慮した、2Fコンコースのトイレ全面改修工事が完了した。
建築概要
所在地 | 埼玉県さいたま市緑区美園2-1 |
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施主 | 埼玉県 |
設計 | 株式会社タック |
施工 | 株式会社ユーディケー |
建築面積 | 52,633.49㎡ |
延床面積 | 60,867.29㎡(スタジアム) 34,789.70㎡(客席) |
階数 | 地下1階、地上5階、一部6階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 |
竣工年月 | (改修)2024年2月 |
特長
改修の経緯
埼玉県さいたま市にある「埼玉スタジアム2〇〇2」は、63,700席を備えるアジア最大級、国内最大のサッカー専用スタジアム。2002(平成14)年に開催された日韓共催ワールドカップサッカー大会の会場地となることも考慮し建設され、「青少年に夢と希望を与える」「埼玉をサッカーのメッカとする」「防災支援機能を備える」の3つの基本理念を掲げている。また、屋根に降った雨をグラウンド下の雨水貯水槽に貯め、芝生の水やりやトイレの洗浄水として活用、さらに太陽光発電の採用、紙コップをトイレットペーパーに再生するなど、環境に配慮したエコスタジアムとなっている。2020シーズンより、「埼スタ女子トイレ向上プロジェクト」をスタート。このたび、2Fコンコースのトイレ全面改修工事が完了した。
トイレの特長
2020年度にスタジアムすべてのトイレを洋式化。さらなるホスピタリティ改善を目指し、埼玉県・埼玉スタジアム・浦和レッズの3者が一体となり、施設の魅力の維持向上を推進。来場者からのアンケートを元に協議を重ね、2021年度を皮切りに、2Fコンコースのトイレ44ヶ所を順次改修した。トイレは、ハーフタイムなどの休憩時間に一斉に利用されるため、一部のトイレは混雑時でも空間全体が見渡せるようアイランド型洗面コーナーに変更。さらに、スムーズな動線や安全確保に配慮し、内部のレイアウトや出入りの進行方向を明示した案内図を、入口に掲示。スタイリングスペースを設けることで、混雑緩和に繋げている。また、防災活動拠点となる場合を想定し、一部の大便器に停電時洗浄ボタンを選定している。
採用商品
- 壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式 UAXC2C*1B特
- ウォシュレットアプリコットP(温風乾燥付きエコリモコン) TCF5841P特
- ウォームレットS TCF116
- 棚付二連紙巻器 YH702
- 音姫(トイレ用擬音装置) YES412R
- 自動洗浄小便器 UFS900R
- 洗面器 L505/L700C特
- 台付自動水栓 TLE26SS1A/TLE28SS1A
- 自動水石けん供給栓 TLK07S01JA/TLK07S02JA/TLK07S03JA
- クリーンドライ(ハンドドライヤー) TYC420W
- 幼児用小便器 U310GY
- ベビーシート YKA25S
- ベビーチェア YKA15S
- フィッティングボード YKA41R
- LED照明付鏡 EL80019
- 全身鏡 YMK50K
- パブリック用手すり T112CL10/T112CU22
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