和歌山県白浜町に位置する「アドベンチャーワールド」は、南紀を代表する体験テーマパークで、陸、海、空の約120種、約1600頭の動物が暮らしている。今回、エントランスエリアに位置する「お帰り口トイレ」を改修。楽しい思い出を締めくくる場として、気持ちよく利用できるように、さまざまな利用者に配慮したトイレの在り方が追求された。

建築概要

所在地 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399
施主 株式会社アワーズ
設計 ユニオン設計株式会社、株式会社ボラ設計
施工 株式会社 丸末
敷地面積 665,500㎡
建築面積 992㎡
延床面積 87㎡
階数 地上1階
構造 鉄骨造
竣工年月 (改修)2024年8月

特長

改修の経緯

和歌山県白浜町に位置する「アドベンチャーワールド」は、1978(昭和53)年に開園。約120種、約1600頭の動物が暮らす「こころにスマイル未来創造パーク」を標榜する、動物園、水族館、遊園地が一体になった、南紀を代表する体験型テーマパークである。パンダファミリーに会える「ブリーディングセンター」や「PANADA LOVE」をはじめ、「サファリワールド」「マリンワールド」「プレイゾーン」など、動物たちと出会い、ふれあい、体験することができる。今回改修したお帰り口トイレは、エントランスエリアに位置。バスやタクシーの乗降場、駐車場に近接し、帰路につく前にリフレッシュし、楽しい思い出を締めくくる場として気持ちよく利用できるようにと改修された。

トイレの特長

長年にわたり利用されてきた当施設は、建物や設備の老朽化が目立ち始め、安全で快適な環境を維持するため、2024(令和6)年1月より改修工事を検討。パーク内での過ごし方や楽しみ方が多様化してきていることから、さまざまな利用者に配慮したトイレの在り方が追求された。エントランスエリアに位置するため、繁忙期や時間帯によっては待列ができることもあり、女性トイレでは、大便器ブースを5ヶ所から9ヶ所に増設。また、洗面コーナーを全体が見渡せ、空き状況がわかりやすい、中央に配置。別途スタイリングコーナーを設けた。さらに、お子様連れ配慮として、すべての大便器ブースにベビーチェアを設置。内装は、折り上げ天井に間接照明を用いたシックな印象。落ち着いたトーンで居心地のよさを演出している。

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