静岡県の清水港の複合商業施設「エスパルスドリームプラザ」では、既存の本館に隣接し新館となる「PARK-side棟」をオープン。施設内のトイレは、利用者の多様性と各フロアの特性に配慮した仕様・レイアウトを追求。地元の人々が良質な時を過ごせる環境が整えられている。

建築概要

所在地 静岡県静岡市清水区入船町13-15
施主 株式会社ドリームプラザ
設計・監理 鈴与建設株式会社 一級建築士事務所
施工 鈴与建設株式会社
環境設計 株式会社スペース
敷地面積 4,924.54㎡
建築面積 3,103.56㎡
延床面積 8,288.15㎡
階数 地上4階
構造 鉄骨造
竣工年月 2023年9月

特長

建物の特徴

清水港開港100周年を迎えた1999(平成11)年にオープンした複合商業施設「エスパルスドリームプラザ」。Jリーグチーム「清水エスパルス」の応援拠点であることにちなみ命名された。立地する清水港の日の出地区は、ヨットハーバーを望み、好天時は観覧車より富士山の眺望を楽しむことができる。2023(令和5)年にオープンされた新館「PARK-side棟」のキーワードは「ともに」。「海とともに」「清水とともに」「地域とともに」を施設コンセプトとし、カフェやショップなどを誘致、地元の人々が良質な時を過ごせる場所を目指している。また、建物とシームレスに大広場空間を創出する海に面した階段状の緑地は、静岡県が整備推進する津波防波堤と一体化した構造となっており、防災と憩いの両面を担っている。

トイレの特長

施設内のトイレは、利用者の多様性と各フロアの特性に配慮した仕様・レイアウトが施されている。特に1Fトイレは公共性も高く、多くの利用者が見込まれることから、男性、女性、バリアフリートイレを設置。女性トイレには洗面コーナーとは別に、スタイリングコーナーが設けられており、身繕いが快適に行える空間を用意している。バリアフリートイレは、車いす使用者のほか、さまざまな身体状況の方に対応できるようにコンパクト・バリアフリートイレパックやパブリック用折りたたみシートを設置。また、男女トイレともに大便器ブースの1ヶ所には、ベビーチェアと幼児用補助便座を備えた広めのブースを設置。本施設の利用が多く見込まれる乳幼児連れの方に配慮している。

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