「京都八条口NNビル」は、 JR京都駅前至近に立地するオフィスビル。第一工業製薬の本社が、「京都サウスベクトル」の本社・工場等新増設等支援制度を活用した本社オフィスの第一号とし同ビルに移転。近代的なオフィス空間には、水まわりも各階の利用特性に配慮した快適性が実現されている。

建築概要

所在地 京都府京都市南区東九条上殿田町48-2
施主 第一工業製薬株式会社
設計 株式会社東洋設計事務所
施工 大和ハウス工業株式会社
敷地面積 501.70㎡
建築面積 408.46㎡
延床面積 3,016.18㎡
階数 地上8階
構造 鉄骨造
竣工年月 2024年3月

特長

建物の特徴

「京都八条口NNビル」は、 JR京都駅前至近に立地するオフィスビル。2024(令和6)年、工業用薬剤などの製造・販売を行う「第一工業製薬」の本社が、本社部門と大阪支社の統合に伴い、京都市南区から同ビルに移転。京都市が立ち上げたJR京都駅南側へのオフィスや研究所の集積を目指した企業誘致促進プロジェクトである「京都サウスベクトル」の本社・工場等新増設等支援制度を活用。同プロジェクトを使って移転した、本社オフィスの第一号となる。各階には、社員が働きやすく、高いパフォーマンスを発揮できる空間を配置。フリーアドレス制を採用した近代的なオフィスフロアは、社員が働きやすく高いパフォーマンスを発揮できる空間とし、社員のエンゲージメント向上と企業の持続的成長を図っている。

水まわりの特長

1~3Fは社外交流フロア、4~6Fはオフィスフロア、7Fは役員室、8Fは応接室となっており、各階の利用特性に配慮した水まわりが整えられている。大便器は、基本コンパクトで清掃性のよい壁掛大便器セット・フラッシュタンク式に、発電式のエコリモコンを搭載したウォシュレットPSを採用。賓客の利用も考慮した8Fのみ、機能性とデザイン性を兼ね備えたウォシュレット一体形便器ネオレストASを設置している。洗面コーナーは、ドライエリアを設けたツインデッキカウンターを採用。オフィスフロアの女性トイレには、女性ワーカーの要望で歯みがき器やスタイリングコーナーを設け、快適性に配慮した水まわり空間を実現。また、計画・設計にあたっては、TOTOテクニカルセンター大阪にて実機確認を実施している。

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