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亜細亜大学 2号館
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「亜細亜大学」では、多様な価値観を重視するトイレ改修を推進。このたび武蔵野キャンパスの2号館では、多機能トイレとの機能分散やトランスジェンダーなどに配慮した男女共用トイレの新設、スタイリングコーナーの充実など、ゆとりを持ったスペースを確保。心地よく使いやすいトイレへと改修された。
建築概要
所在地 | 東京都武蔵野市境5-8 |
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施主 | 学校法人 亜細亜学園 |
設計 | 東急建設株式会社 |
施工 | <建築>東急建設株式会社(2号館) 株式会社ゴープレイス(カウンセリングセンター) <設備>東急建設株式会社(2号館) 株式会社中央建築設備・大坪電機株式会社・株式会社日本サーマル (カウンセリングセンター) |
敷地面積 | 52,647.49㎡ |
建築面積 | 2,269.038㎡(2号館) 162.680㎡(カウンセリングセンター) |
延床面積 | 8,697.15㎡(2号館) 150.63㎡(カウンセリングセンター) |
階数 | 地下1階、地上6階(2号館) 地上1階 (カウンセリングセンター) |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造(2号館) 鉄筋コンクリート造(カウンセリングセンター) |
竣工年月 | (改修)2023年11月 |
特長
改修の経緯
「亜細亜大学」は、1941(昭和16)年開校の旧制興亜専門学校を前身として設立された私立大学。多様な価値観を重視するトイレ改修を推進。このたび2号館では、既存の和式便器をすべて洋式便器に交換することを契機に、ウォシュレット設置の検討と災害対応を目指し、さらに、小中高校でのジェンダー平等への取り組みが進んでいる昨今、より自由に多様な学生を受け止めるよう、男女共用トイレを設置することも目的に加えられた。これにより、2~6Fの男性・女性トイレが改修され、男女共用トイレを2~5Fに新設した。また、2号館は学生が多く利用する棟であるため、夏休み期間中に工事をスタート。一番混雑する下の階から順に終わらせていくことを計画し、2023(令和5)年11月にトイレ改修が完了した。
トイレの特長
各トイレの大便器ブースは、既存の便器数にとらわれず、ゆとりを持ったスペースを確保し、心地よく使いやすいことを優先。もともと2号館1Fのバリアフリートイレには、オストメイトに配慮した汚物流しが完備されていたが、今回の改修で、2Fの男女トイレにも、パウチ・しびん洗浄水栓付背もたれを設置し、機能分散を図っている。2~5Fの各フロアと2号館西側のカウンセリングセンターには、男女共用トイレを新設し、トランスジェンダーなど多様な利用者に配慮した。また、2号館男女トイレ内では、スタイリングコーナーを充実。内装はグレーを基調とし、アクセントにイエローを選定。男女共用トイレの内装は、フロアによってブラックまたはグレーの壁紙を用いて、気分にあわせて選べるようにしている。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498BC
- ウォシュレットP TCF589AEY
- チャームボックス(汚物入れ) YKB102
- 自動洗浄小便器 UFS900系
- 壁掛ハイバック洗面器 LSA125DC/LSA135DC
- クリーンドライ(ハンドドライヤー) TYC420W
- パウチ・しびん洗浄水栓付背もたれ EWCS812AR
- 棚 YKH50A
- 化粧鏡 YMK51K/YMK52K/YM4545FG
- 全身鏡 YMK50K
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