名古屋を代表する「栄」中心部の中日ビルが、新たなランドマークとして建て替えられた。9~22Fはエリア最大級のハイグレードオフィス、6Fには中日ホールが配され、オフィスには時代に即して多様なワーカーへ配慮されたトイレを、中日ホールには多人数の同時利用を想定したトイレが整備されている。

建築概要

所在地 愛知県名古屋市中区栄4-1-1
施主 中部日本ビルディング株式会社
設計 株式会社竹中工務店
施工 株式会社竹中工務店
敷地面積 6,862.35㎡
建築面積 5,928.08㎡
延床面積 117,293.08㎡
階数 地上33階、地下5階、塔屋1階
構造 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 2023年7月

特長

建物の特徴

名古屋を代表する繁華街「栄」中心部の久屋大通と広小路通が交差する場所で、1966(昭和41)年に開業した「中日ビル」。このたび、5年の年月を費やして建て替えられ、かつてのビルの記憶と遺産を継承しながら、新たな魅力も取り込んで、2024(令和6)年4月に全面開業。栄エリアの新たなランドマークが完成した。9~22Fは、栄エリア最大級(ワンフロア約700坪)の貸室面積を誇る、ハイグレードオフィスとなっており、時代に即した柔軟な働き方をサポートする専用ラウンジを備える。6Fは、さまざまな用途に活用できる多目的ホールおよび多様な会議室を擁する中日ホール&カンファレンス。そのほか、ショップ&レストランや高層部にはホテルなどで構成される複合施設となっている。

トイレの特長

機能性と快適性を両立した9~22Fのオフィスフロアのトイレは、男性、女性、多目的トイレを各フロアに1ヶ所ずつ配置。男性・女性トイレ内には歯みがきコーナー、女性トイレには、洗面コーナーとは別にスタイリングコーナーが設けられるなど時代に即して、多様なワーカーへ配慮。さらに、多目的トイレに乳幼児連れの設備を完備し、幅広い利用者を想定した配慮がなされている。16Fに備えられたオフィスのテナント専用ラウンジには、仮眠室やシャワーブースなど、多様なワーカーの働き方をサポートする環境が整備されている。また、6F中日ホールのトイレは、多人数の同時利用を想定し、男女ともに器具数をしっかり確保。幕間の休憩時間など、限られた時間でも効率的に利用できるよう配慮されている。

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