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- 藤沢市立小糸小学校
藤沢市では、築40~50年ほど経過した学校施設の適切な維持・管理が課題。中長期的な視点に基づく長寿命化に向けて策定された「藤沢市立学校施設再整備基本方針」に基づき、「藤沢市立小糸小学校」の北校舎のトイレを改修。子どもたちはもちろんのこと、地域の方も安心してトイレを使える環境が実現した。
建築概要
所在地 | 神奈川県藤沢市大庭5062-1 |
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施主 | 藤沢市 |
設計・監理 | 藤沢市 公共建築課 |
施工 | <建築>株式会社 丸山工務所 <設備>株式会社 下田商会 |
建築面積 | 2,139㎡(屋内運動場・給食調理室含む) |
延床面積 | 6,213㎡(屋内運動場・給食調理室含む) |
階数 | 鉄筋コンクリート造 |
構造 | 地上4階 |
竣工年月 | (改修)2024年3月 |
特長
改修の経緯
藤沢市では、多くの学校が昭和50年代の人口急増期に設置されており、築40~50年ほど経過した学校施設の適切な維持・管理が課題となっている。そこで「改築」から「長寿命化改修」への転換を図り、計画的な改修により「事後保全」型から「予防保全」型の管理に転換するため、中長期的な視点に基づく長寿命化に向けた「藤沢市立学校施設再整備基本方針」を策定。施設の目標使用年数を80年に設定し、使用年数40年程度で長寿命化改修、使用年数20年及び60年で予防保全のための中規模改修を行うことを基本とした。実施計画期間は5年ごとに区切り、随時見直しを行いながら再整備を推進。「藤沢市立小糸小学校」は、2022(令和4)年に創立40周年を迎え、再整備方針に基づき北校舎のトイレ改修を実施した。
トイレの特長
大便器はすべて洋式便器に変更し、連続洗浄可能なパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用。衛生面にも配慮し、洗面コーナーには自動水栓、小便器コーナーには清掃性に優れた壁掛型の自動洗浄小便器、その足元には防汚・防臭効果のあるハイドロセラ・フロアPUを設置。またトイレの床は乾式清掃仕様としている。改修計画では、「みんなのトイレ」を各階に設置することを基本とし、スペースの確保が難しい場合は男女トイレに1ヶ所ずつ、広めの個室トイレを配置し、便座は温水洗浄便座を設置する方針。1Fは地域開放時や避難所となった際の利用を想定し、外部からもアクセスできるトイレとなっている。防犯対策として、学校エリア側とはシャッターで区画することで、それぞれの運営を可能にしている。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498BC
- ウォシュレット アプリコットP(温風乾燥付きエコリモコン) TCF5841AUP
- ウォシュレットP TCF587
- 普通便座 TC301
- 棚付二連紙巻器 YH701
- 自動洗浄小便器 UFS900JS
- 洗面器 L270C
- 台付自動水栓 TLE33SM3A
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADAK21R1D2ANN1WA
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