「大阪教育大学」は、歴史と伝統を有する国内有数の国立教育大学。大阪都心に位置する天王寺キャンパス内に、産官学連携により日本の教育の未来を共創するシンボル的な存在として大阪市との協働による「みらい教育共創館」を開設。オールジェンダートイレの設置など、設計にはダイバーシティの観点が活かされている。

建築概要

所在地 大阪府大阪市天王寺区南河堀町4-88
施主 国立大学法人 大阪教育大学
大阪市
設計 株式会社内藤建築事務所
施工 <建築>株式会社松村組
<電気>中央電設株式会社
<機械>三機工業株式会社
敷地面積 45,572.35㎡
建築面積 816.43㎡
延床面積 6,066.79㎡
階数 地上10階
構造 鉄骨造
竣工年月 2024年1月

特長

建物の特徴

「大阪教育大学」は、教員伝習所を起源とし、2024(令和6)年に創基150周年を迎える歴史と伝統を有する国内有数の国立大学。大阪府柏原市の金剛生駒紀泉国定公園内に約67万㎡のメインキャンパスを、大阪都心に天王寺キャンパスを擁する。2024(令和6)年春、国際都市として交通アクセスに優れる天王寺キャンパス内に、「日本の教育課題に対応し、新たな未来教育を創造する産官学連携による共創拠点」をコンセプトとする「みらい教育共創館」を大阪市との協働で完成。大阪教育大学と大阪市の合築施設として、1~5Fは大阪教育大学みらい教育共創拠点、6~10Fは大阪市総合教育センターで構成。産官学連携により、日本の教育の未来を変えていくシンボル的な存在となることをめざしている。

水まわりの特長

「みらい教育共創館」の建築構想や文部科学省より「令和の日本型学校教育」を担う教師の育成を先導する教員養成フラッグシップ大学に指定されたことが契機となり、館内設計にはダイバーシティの観点が随所に取り入れられている。特にトイレは、その姿勢を象徴する施設になり得ることから「多様性を認める社会の実現をめざし、だれもが安心して快適に利用できるトイレ」がコンセプトとされた。1Fには、オールジェンダートイレを設置。学内外の利用者にむけて教育的効果を含め波及効果を図っている。トイレゾーンには、個室完結型の大便器ブースのほか、バリアフリートイレや授乳室、洗面コーナー、スタイリングコーナーを設置し、すべての利用者が快適に使用できるよう配慮されている。

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