「東急プラザ原宿(ハラカド)」は、神宮前交差点に立地。新たな原宿カルチャーの発信拠点として、たんなる商業施設ではなく創造施設を標榜する、新たなランドマークとなっている。水まわりも、インテリアテーマを各階に展開し、ハラカドを訪れる感度の高い利用者に満足していただける空間が完成した。

建築概要

所在地 東京都渋谷区神宮前6-31-21
運営者 東急不動産株式会社
事業者 東京地下鉄株式会社(共同事業者)
設計 <設計・監理>株式会社日建設計
<商環境デザイン>株式会社乃村工藝社
施工 清水建設株式会社
株式会社東急Re・デザイン
敷地面積 3,084.54㎡
建築面積 2,357.99㎡
延床面積 19,893.74㎡
階数 地下3階、地上9階、塔屋1階
構造 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 2023年8月

特長

建物の特徴

「東急プラザ原宿(ハラカド)」は、神宮前交差点に立地。かつてあった「原宿セントラルアパート」の文化を継承しながら、交差点をはさんだ「東急プラザ表参道(オモカド)」と連携する、新たな原宿カルチャーの発信拠点として誕生した。入居テナントにより構成・運営される「ハラカド町内会」を設立。クリエイターを中心にイベントやコンテンツを企画発信する場ともなっている。B1Fは高円寺の老舗銭湯による「小杉湯原宿」、4Fは「ハラッパ」をテーマにした空間演出、5F~7Fは多様な食文化やアートを体感する「まちの食堂」や、緑豊かな屋上テラスとつながった憩いの場などで構成され、たんなる商業施設ではなく創造施設を標榜。銭湯からハイブランドまでが揃う、原宿の新たなランドマークとなっている。

トイレの特長

清潔感はもとより、創造施設ならではの各階異なるインテリアテーマを展開し、センスあふれる水まわり空間となっている。特に5F女性トイレの洗面・スタイリングコーナーは大きな全面窓に面しており、開放感があふれている。またお子様連れに配慮して、6F女性トイレの近くにキッズスペースを設置。7Fには、性別にとらわれずに使用できる男女共用トイレを配置している。大便器ユニットは連続洗浄可能なフラッシュタンク式とし、ウォシュレットは「きれい除菌水」搭載で発電式のエコリモコンをセットしたウォシュレットPSを採用。洗面器は、各階のテーマにあわせ、アンダーカウンター式とベッセル式を使い分けしている。ハラカドを訪れる感度の高い利用者に満足していただける、個性が光る水まわり空間が完成した。

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