福岡市が推進する街づくりプロジェクト「博多コネクティッド」の規制緩和第一号認定のオフィスビル。ABW(Activity Based Working) の考え方のもと、多様化する働き方に対応するさまざまなワークスペースを建物の内外に配置。博多周辺は女性比率の高い業態(企業)も多く、各階のトイレ内にパウダールームやケアスペースを設置。さらに男女比の変更や大便器ブースの追加などに対応でき、フレキシビリティに配慮した計画としている。

建築概要

所在地 福岡県福岡市博多区博多駅東1-18-33
施主 NTT都市開発株式会社
大成建設株式会社
設計 大成建設株式会社
施工 大成建設株式会社
敷地面積 約4,900㎡
建築面積 約2,940㎡
延床面積 約29,200㎡
階数 地上10階、塔屋1階
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
竣工年月 2022年8月

特長

建物の特徴

南北には、地域に開かれ憩いの場として機能する広場を設けた、新たなビジネス・にぎわいの拠点となるオフィスビル「博多イーストテラス」。福岡市が官民連携で推進し、博多駅の活力とにぎわいを周辺につなげていくプロジェクト「博多コネクティッド」の規制緩和第一号である。博多エリア最大級の1フロア680坪超の大規模オフィス空間をはじめ、「自分らしく新しい働き方を実現する次世代ワークプレイス」をコンセプトに、時間と場所を自由に選択できる新しい働き方「Activity Based Working」を推進。働く場所をワーカー自身が自由に選ぶことにより気分転換になり、お互いに自然なコミュニケーションが生まれやすくなる次世代オフィスビルが誕生した。

トイレの特長

博多駅周辺は女性比率の高い業態(企業)もあることから多くの女性が働くことを想定し、さまざまな工夫をほどこしている。オフィスの執務空間をなるべく広くとるため、水まわりはコンパクトに設計。コンパクトながらも、男女トイレの間仕切り壁を移動してテナントの男女比にあわせて大便器数を変更でき、さらに、女性トイレのSKブースやケアスペースも要望があれば大便器ブースとして使用できるように事前配管がされているなど、テナントのニーズに対応するため、さまざまな工夫がなされている。また、基準階の各フロアには、バリアフリートイレも設置され、性別を問わずだれでも利用可能となっている。

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