社会福祉法人梅の樹会 フラワープラム

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社会福祉法人梅の樹会「フラワープラム」は2000(平成12)年、自然豊かな東京都西多摩郡瑞穂町に開苑。特別養護老人ホームをはじめ、多彩なケアサービスを展開。竣工後20年を経過したことから、水まわりも時代にあわせて更新するという改修を推進。利用者の使い勝手の向上と衛生性に配慮したトイレへと改善された。

建築概要

所在地 東京都西多摩郡瑞穂町大字長岡長谷部83-1
施主 社会福祉法人梅の樹会 フラワープラム
設計 株式会社ジャパンドラフティング
施工 東急リニューアル株式会社
敷地面積 6,766.48㎡
建築面積 1,923.57㎡
延床面積 4,382.42㎡
階数 地上3階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2021年10月

特長

改修の経緯

社会福祉法人梅の樹会「フラワープラム」は2000(平成12)年、狭山丘陵が広がる自然豊かな東京都西多摩郡瑞穂町に開苑。多床室(4人部屋)、2人部屋、個室を完備(定員80名)する特別養護老人ホームをはじめ、リハビリ特化型半日デイサービス(パワーリハビリ)、自立支援型デイサービス、認知症対応型デイサービス、ショートステイを中心に科学的根拠に基づくケアを展開。浴室は利用者のニーズにあわせて大浴槽、個人浴、機械浴の3タイプを用意。おむつゼロを目指した支援など、入居者のQOL(生活の質)維持向上を重視した取り組みを行っている。このたび、竣工後20年を経過し、防水等外部周りの不具合が顕著であったため、都の改修補助金を受け改修を実施した。

水まわりの特長

竣工後20年を経過したことから、水まわりも時代にあわせて更新するという改修を推進。共用部の洗面は、車いすでの利用が難しかったため車いす対応洗面を選定し、杖歩行者にも配慮して手すり付きも整備。水栓は非接触の自動水栓とした。トイレには、立ち座りと座位保持用として前方ボードと背もたれ付のトイレ用手すりを設置。居室などの主要な大便器は、詰まり対策として掃除口付のパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用し、省エネ、省コスト化、省メンテナンスにも配慮。さらに、すべての大便器にウォシュレットを設置し、リモコンは、設置場所により「らくらくリモコン」と発電タイプのエコリモコンを選択。改修により、利用者の使い勝手の向上と衛生性に配慮したトイレへと改善された。

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