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「兼松ビルディング」は、京橋エリアに立地する、外観・設備共にハイグレードな賃貸オフィスビル。築27年が経過し、テナントアンケートで要望の高かったトイレの改修を実施した。最新のトレンドを反映させ、器具交換だけではなく、内装もあわせて一新。ハイグレードなオフィスビルにふさわしい改修が実施された。
建築概要
所在地 | 東京都中央区京橋2-14-1 |
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施主 | 日本プライムリアルティ投資法人 第一生命保険株式会社 |
設計 | 東京不動産管理株式会社 |
施工 | 東京不動産管理株式会社 |
敷地面積 | 1,753.85㎡ |
延床面積 | 15,547.98㎡ |
階数 | 地下2階、地上13階 |
構造 | 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 |
改修期間 | 2020年9月~2021年12月(予定) |
特長
改修の経緯
「兼松ビルディング」は、1993(平成5)年に竣工した、外観・設備共にハイグレードな賃貸オフィスビル。商業・金融のまち日本橋と銀座の中間に位置する東京・京橋エリアに立地する。このたび築27年が経過し、毎年実施しているテナントアンケートで要望の高かったトイレ空間の改修を実施した。将来のリーシングをも見据え、器具交換だけではなく、内装もあわせて一新。最新のトレンドを反映させるために、新築ビルのトイレを参考にするなど事前の検討を重ねながら改修を実施し、再開発著しい京橋エリアのハイグレードな賃貸オフィスビルにふさわしいトイレ改修が実施された。
トイレの特長
基準階フロアでは、上のフロアから順番に改修を実施。改修前は利用者から「小便器が埋め込みタイプなので使いづらい」「小物入れが足りない」などの改善要求が出ていた。改修にあたっては、利用者に配慮し、最新器具に入れ替えることで使い勝手を向上。すべての大便器は床置きタイプから壁掛けタイプに変更し清掃性を向上。ブース扉も外開きから、内開きに変えたことで安全性を向上させた。さらに、女性トイレでは、スタイリングコーナーや小物入れを増設するなど利用者への配慮をより充実。1ヶ所のブースにはフィッティングボードを設置し、着替え配慮も追加された。また、男性トイレの小便器には間仕切りを設け、プライバシー配慮を充実させている。
採用商品
- 大便器ユニット UTNCAA
- 棚付二連紙巻器 YH701
- 小便器ユニット XPUTNUFN
- 洗面器ユニット UTNLBC
- フィッティングボード YKA41系
- フック YKH22
- LED照明付鏡(化粧照明タイプ) EL80016/EL80017
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