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- 横浜高速鉄道みなとみらい線・東急電鉄東横線 横浜駅
横浜高速鉄道みなとみらい線と東急電鉄東横線が相互直通運転する横浜駅は、開業から約16年が経過。現場の実態を調査したうえで改修を実施、混雑緩和をはかるとともに、性的マイノリティにも配慮した快適なトイレが実現した。
建築概要
所在地 | 神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 |
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施主 | 横浜高速鉄道株式会社 東急電鉄株式会社 |
設計・施工 | 東急リニューアル株式会社 |
階数 | 地下5階、地上1階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
竣工年月 | (改修)2020年3月 |
特長
改修の経緯
横浜高速鉄道みなとみらい線と東急電鉄東横線が相互直通運転する横浜駅は2004(平成16)年に開業。1日の平均利用者が合わせて36万人という一大ターミナル駅でもある。開業から約16年が経過、時代に即した快適なトイレを実現するため、2018(平成30)年に利用者実態調査を実施して現状課題の洗い出しを行った。その結果、以下の5点を改修工事のコンセプトとした。 ①適正器具数の整備②和式から洋式への変更③男性トイレの出入口を見直し、並びにくさを解消④異性介助や性的マイノリティの方への配慮⑤スタイリングコーナーの拡張。改修の結果、混雑の緩和をはじめとした利便性が向上し、時代にあった快適なトイレが実現した。
トイレの特長
改修前の現場調査の結果、男女ともに和式便器は利用者が少ないことから、すべての大便器を洋式化、さらに時代のニーズを意識してウォシュレットを設置した。女性トイレは混雑緩和のため、改修前よりブースを2個増設、さらにスタイリングコーナーを拡張してお化粧直しにも配慮。男性トイレは2ヶ所あった入口を1ヶ所に集約して動線をわかりやすくした。また、異性の介助が必要な方や性的マイノリティの方などが気兼ねなく使えるよう、多機能トイレ以外にも男女共用の個室完結型トイレを2ヶ所新設した。さらに外国人利用者に対しては、トイレの使い方シールを4ヶ国語で掲示するなどさまざまな利用者に配慮している。内装は透明感と光が感じられる爽やかなデザインでトイレのイメージを一新した。
採用商品
- 大便器ユニット UTNCBE
- ウォシュレットPS TCF5503PR系
- スペア付紙巻器 YH163 L/R S
- 小便器ユニット UTNUAN
- 洗面器ユニット UTNLCE/UTNMAC
- クリーンドライ(ハンドドライヤー) TYC420W/TYC320W
- 多機能ユニット UTNDAA特
- ベビーチェア YKA15R/YKA16R
- ベビーシート YKA25R
- フィッティングボード YKA41
- パブリック用手すり T112CL10/T112C6/T112CU22/T112CP9R
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