地域に生きる会社

第67回

小林工務店

代表取締役社長

二見辰伯さん

地域とのつながりを大切に

取材・文/市川幹朗
写真/山下恒徳

 京都と大阪のほぼ中間にある高槻市。淀川と芥川のあいだの細い水路に架かる橋を渡って小林工務店にアプローチすると、右手にショールーム「もくもく堂」が立っている。創業者で初代社長の小林重博氏の発案による、釘・金物を使わない伝統構法による木組みのこの建物は、小林工務店の技術力を結集して建てられた。「お客さんは、ほとんどの方がここに来てくれるので、打ち合わせはここでやることが多いんですよ」と現社長の二見辰伯さん。もくもく堂は、年間30〜40棟の新築住宅を受注するという同社の魅力の一端となっているのである。

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