特集3/ケーススタディ

身体を目覚めさせる空間 ATELIER-ASH/矢田朝士さん ホームページへ

生活を守る箱

「ES house-02」は周囲から突出することなく、しかし堅固なシェルターとして独特のたたずまいを見せていた。平屋の事務所部分と対比的に、住居部分は2層のコンクリートボックスで、がっちりした木格子がわずかに内部の気配を伝える。そうした構えをとる理由は周辺環境にあり、高校のグラウンド、高層の市営住宅、商店、戸建て住宅などが混在し、東側には3階建ての幼稚園が隣接しているのだ。たとえば中庭を囲むような平面をつくってみても、まわりから見下ろす視線を遮ることはできない。


>>「ES house-02」の平面図・断面パース図を見る

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