
多摩川沿いを走り、東急線のなかでもローカル線らしさが漂う東急多摩川線。「シェアプレイス田園調布南」はその沿線の沼部駅から徒歩7分、鵜の木駅から徒歩9分の場所に立っている。周辺は中高層マンションや戸建てが混在し、ほんのひと足で多摩川の緑豊かな土手にたどり着ける、のどかな住宅地だ。
シェアプレイスとは、おもに住宅のリノベーション事業を手がけるリビタが展開中のシェア型賃貸住宅のブランド名で、最近では新築タイプも登場している。通常のシェアハウスと比べると、総戸数が数十戸という大型のものが主流。「シェアプレイス田園調布南」は築43年の独身寮を全面改修したもので、事業主は三菱重工のグループ会社である菱重エステート。リビタは同社と提携し、企画・設計・運営を行っている。建物は鉄筋コンクリート造地上4階、地下1階建てで、総戸数は73戸。入居者は20代後半~30代後半の社会人が中心。男女比は4対6で、女性がやや多いそうだ。





