今のいいところを継承・発展させたい

 山下建設は、2012年で創業69年を迎える老舗である。09年に社長に就任した山下康洋さんは3代目の社長。小さな頃から家業の建築に親しんだ山下さんは、大学の建築学科で学んだ後、10年近くハウスメーカーに勤めて、そのノウハウを吸収。山下建設に戻って、また10年以上の経験を積み、満を持しての社長就任となった。
 だが、「会社の主役は社員です。私のことより、社員のこと、建てている家のことを取り上げてほしい」と笑う山下さんの発言は終始控えめだ。社長になってから取り組んでいること、の質問にも、点検などのアフターサービスの強化、現場の安全管理の充実、給与体系をはじめとした社内環境の整備など、変革というより継承・発展の色合いが強い。それは、大きな変革を必要としないしっかりとした体制が、社長就任以前から実施できていたことの証でもある。

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