はじめに
Chapter 1: イメージの源は、“伊勢神宮”――前川國男の「自邸」
Chapter 2: 立てれば迷宮、開けばモダニズム――内田祥哉の「自宅」
Chapter 3: 奇妙な不在感――坂本一成の「水無瀬の町家」
Chapter 4: 内側からの生成――伊東豊雄の「アルミの家」
Chapter 5: “反転”の住宅――原 広司の「自邸」
Chapter 6: ロマネスクか、はたまたバルサ材か――室伏次郎の「大和町の家」
Chapter 7: 人口土地の夢――大高正人の「坂出市人工土地」
Chapter 8: 絶対0度への回帰――岸 和郎の「日本橋の家」
Chapter 9: 言葉はいらない――難波和彦の「箱の家―7」
Chapter 10: 物品の詩学――坂本一成の「House SA」
Chapter 11: “透明”に行き着く――妹島和世の「梅林の家」
Chapter 12: 叙情詩人の小部屋――立原道造の「ヒアシンスハウス」
Chapter 13: 21世紀の縄文住居――藤本壮介の「T house」
Chapter 14: 平成の分棟型住居――西澤立衛の「森山邸」
あとがき
初出誌一覧