|
|
|
|
|
|
|
|
高橋青光一氏は、東京大学卒業後、日本のモダニズム最初の黄金期を築いた逓信省で小坂秀雄氏に師事、また前川國男氏、堀口捨巳氏らと親交を結びました。
独立第一作となる住宅「内村直也氏の書斎」(1960年)では、東京大学坪井研究室に在籍中に研究したシェル理論を実践。1964年には「浪速芸術大学(現・大阪芸術大学)」の設計競技で1等入選、以来20年にわたりキャンパス計画に携わり、「塚本英世記念館・芸術情報センター」(1981年)で日本建築学会作品賞・日本芸術院賞を受賞しています。
また、建築とランドスケープの融合を図り自然と一体となったような近作 「群馬県立館林美術館」(2001年)や、引張力と圧縮力を明確に分離した超免震建築の計画案「S.F.S.21」など、現在も多くの作品を通して注目を集めています。
本書では、40余年の間、つねにモダニズムの最前線を走りつづけ、多くの若手建築家からリスペクトされている高橋青光一/第一工房のデビュー作から最新作までを紹介いたします。
建築史家・藤森照信氏がインタビュアーとして、なぜモダニストでありつづけることができるのか、高橋青光一氏の原点に迫る対談も収録しています。
菊判、ハードカバー、344頁
ISBN4-88706-231-1
価格3,990円(本体3,800円)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|