Number 1
1990
元旦に描かれた最初のプランには木造への執着が強く見える。ハーフティンバー、城、物見櫓、家の中の火。
Number 2
1990
初日の第2プラン。やはり幼い日々の夢、砦であり、空には孫悟空が飛ぶ。
Number 3
1990
木の屋根と柱、草の外壁、そして差しかけ小屋、ここでも物見櫓がある。
Number 4
1991
長年暮らしたセキスイハイムM1を1階に取り込もうとした案もあった。
Number 5
1991
屋根の上の芝の定着を考えた案。「ハーフティンバーの白壁部分をステンドグラスにした美学」とある。
Number 6
1991
桐の丸太を列柱にしてベランダを意識したプランが現れる。
Number 7
1991
あらためてチューダースタイル。これはご本人も反省している。
Number 8
1992
原点の芝屋根と草壁の検討。
Number 9
1992
石を張り、緑を帯状にした最終に近い案。
Number 10
1993
芝屋根は三角屋根になったり。壁の緑は帯状へ。右手の線描きは食堂兼台所部分。
Number 11
1994
故郷の鉄平石を使いたかった。
Number 12
1992
鉄平石を使った暖炉のスケッチ。バリエーション。
Number 13
1992
水漏れには慎重だった。ディテールは共同設計の内田祥士さんが最終的に決めた。
Number 14
1993
ベランダの支柱に桐をランダムにつなぎあわせ、その表現を強調する試み。後々、茶室の天井へと展開される。
Number 15
1993
物見櫓への思い絶ちがたく、庭の隅への離れのプランを考えてみる。
Number 16
1994
緑を縦の帯状にすることも検討した。
Number 17
1994
寸法も入り、おおよその形が固まった。神長官守矢史料館以来の屋根を突き破る柱も出現。
Number 18
1994
中心の四角い平面に、はみ出した部分、三角屋根の付属棟が複雑な屋根をつくりはじめてほぼ最終図面。ほっとした印に太陽が顔を出す。