五十嵐 淳さんの視線と光6つの住宅の設計手法を聞く
狭小に距離を生む別棟「屋内の家+屋外の家」保坂 猛
視線は斜めに、立体迷宮「カタガラスの家」武井 誠+鍋島千恵/TNA
閉鎖と開放の視覚「RSH:3」岸本和彦
壁はよどみなく視線を流す「house I」宮 晶子
9坪に仕掛けた視線と動き「国領アパートメント」小川広次
浦 一也「ホテル・ザッハ・ウィーン」(オーストリア・ウィーン)
藤森照信 西沢大良の「諏訪のハウス」
丸の内パークビルディング+三菱一号館
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視線をコントロールすることが建築の重要課題になったのは、いつ頃からだろうか。今や視線は建築設計上の欠かせないファクターのひとつだ。時に見たいものを見るために、時に距離を生むために、あるいは空間の意識を新たな世界に移動させるために。狭小住宅設計の手法のひとつと信じられてきたことが、新鮮な空間創造に不可欠な手法と意識化されるまでになっている。あらためて検証してみる、建築上の視線の操作。
表紙写真=「間(あわい)の門」のリビングから庭方向を見たところ。 写真=傍島利浩