2020年 春号
分解、そして再構築Disassembly + Reassembly

2020年 春号 分解、そして再構築

たとえば和風、洋風、さらには数寄屋風、プロバンス風、和モダンなどといった 家全体に対するイメージがある。
そういったイメージが共有されることによって、家に住む人も、建てる人も、どんな建物をつくりたいのかを具体的に想像しやすくなり、時には社会的な意味を伴い、生産の効率も向上するのかもしれない。
一方で新しいものをつくろうとしたとき、あるいはひとつの視点では解決できない個別の条件が重なったときに、そういった従来の全体像にとらわれない住宅が求められることもあるはずだ。
とかく社会のあり方や価値観が変わりつづけるなかで、一度既成の全体像を分解して、個々の状況に真摯に対応したミクロな部分を積み重ね、いまだ見ぬ不可視の全体に向けて再構築していくような建築のつくり方もあるのではないか。一度、分解してから考えてみる。

表紙/「門脇邸」のリビング・ダイニング。
表紙撮影/桑田瑞穂

2020年4月1日発行

特集

  • 2020年 春号 座談会サムネイル画像

    分解、そして再構築‑ 座談会‑なぜバラバラなのか

    古澤大輔、米澤 隆、門脇耕三

  • 2020年 春号 CaseStudy#1サムネイル画像

    分解、そして再構築‑ CaseStudy#1‑統一感不要、あえてのバラバラ建築

    作品/「門脇邸」
    設計/門脇耕三

  • 2020年 春号 CaseStudy#2サムネイル画像

    分解、そして再構築‑ CaseStudy#2‑柱、梁、床、そして階段などのエレメントへ分解

    作品/「古澤邸」
    設計/古澤大輔

  • 2020年 春号 CaseStudy#3サムネイル画像

    分解、そして再構築‑ CaseStudy#3‑母屋(オ)離れ(ハ)土間(ド)小屋(コ)の融合体

    作品/「オハドコの家」
    設計/米澤 隆

旅のバスルーム

  • 2020年 春号 旅のバスルームサムネイル画像

    ホテル オルフェ・グローセス ハウス
    ─ ドイツ・レーゲンスブルク

    アンティークと独特の文学性

現代住宅併走

  • 2020年 春号 現代住宅併走サムネイル画像

    労働者住宅への想い

    富山アパート
    設計/浦辺鎮太郎

最新水まわり物語

  • 2020年 春号 最新水まわり物語サムネイル画像

    オークラの伝統を継承した新しい時代の水まわり空間

    The Okura Tokyo