編集=東京都江戸東京博物館
編集協力=東京都埋蔵文化財センター
発行年月=2021年10月
体裁=B5判変型(190×250mm)、並製、156頁、日本語
ISBN=978-4-88706-391-4
デザイン=緒方裕子
定価2,640円(本体2,400円+税10%)
内容紹介
1万年以上の長きにわたって続いた縄文時代。この時代に生きた縄文人の暮らしを伝える展覧会「縄文2021 -東京に生きた縄文人-」が、江戸東京博物館で開催される。東京の縄文時代を出土品や調査結果より考える展示は実に30年ぶりとなる。本書では、展覧会の内容に加え、館長である藤森照信氏と考古学者の山田昌久氏の対談などが掲載され、考古学の新しい楽しみ方ができる1冊となっている。
目次
ごあいさつ
はじめに
第1部 縄文2021―東京に生きた縄文人―
- プロローグ 縄文時代素描
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- 最新の調査成果から考える縄文時代像
- 縄文時代の自然環境
- 第2 章 縄文時代の東京を考える―東京とその周辺地域の輪郭―
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- 集落研究
- 葬墓制研究
- 道具に関わる研究
- 移動と供給・交易
- 第3 章 縄文人の暮らし
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- 海岸部での暮らし
- 丘陵部での暮らし
- 暮らしの中の道具類
- エピローグ 埋蔵文化財の保護と活用
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- 開発と遺跡
- 史跡整備と観光考古学
- 国宝・重要文化財
- 世界遺産への登録
第2 部 縄文を探る
- 展覧会特別企画 縄文竪穴式住居復原プロジェクト
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- 竪穴住居復原プロセス
- 竪穴掘り・伐採/藤の根採取・加工/棟上/屋根伏/垂木組/屋根の樹皮葺き/屋根の土葺き/完成
展覧会出品リスト
掲載写真の提供元・転載元
引用・参考文献
展覧会企画委員・執筆者
謝辞
クレジット
監修=米山勇
編者=江戸東京博物館+江戸東京たてもの園